機材話といつものオオタカは幼鳥の獲物争奪戦。

 先ずは久し振りに機材話しから・・・α1と平行して使用するα9Ⅲも使い始めて約半年となった。初のグローバルシャッターと言う事で持て囃されたα9Ⅲだが、自分としては積層型センサー搭載で極限までブラッシュアップされた、高速機であると共にノイズ耐性に強い高画素機の方が理想のカメラと思うのは今でも変わりない。ストロボ撮影も一切使わないし、α1での普段使いでも歪みもほぼ感じないので、何もグローバルシャッターでなくても自分は良かった。新たなチャレンジの道標を示したα9Ⅲは評価に値するとは思われるが、自分はそれ故に犠牲となった部分が一番の欠点だと今でも思っている。他の機能が有り余ると言っているプロも少なからずいるが、超高速連写やプリキャプチャー機能は、各社上位機種(積層型センサー搭載機)では当たり前となりつつある。部分積層型と言われる変則センサー(ソニーSC社製)搭載機種がニコンからそろそろ出そうだが、あそこまで安価にしたと言う事はそれなりと言う部分もあるのかも知れない。ニコンはギリギリのところで商売に賭けて来たのかもと言う声も。そしてユーチューブのAF検証動画を見たがAFの精度が??・・・あの野鳥飛翔のAFの外れ方は野鳥を本格的に狙う方には?が付きそうだが、本格的に高みを望まなければ使えるのかも知れないが・・・使った人のみぞ知る世界なので何とも言えないが。プリキャプチャーと120コマだけは43万円のカメラにしては称賛に値するだろう。でもこの機能はマルで一度使えばハマります。自分はα9Ⅲでとても重宝している。撮れなかったものが実際撮れるし、撮れ高も大幅に上がった。ま、それは優れたAFがある上に成り立っている事だが・・・。矢張り思っていた通りこれからはプリキャプチャーや高速連写は積層型センサーであれば当然のスペック機能の一部となり、これからはこれらを搭載したカメラがメジャーなスペックになって行くのだろうと思う。より素早い被写体を撮る場合はAFの精度これが肝だ。そこにお金が掛かっているカメラと掛かっていないカメラでは結果も撮れる確率も大きく異なるのは事実。現使用のα1そしてα9Ⅲはそこが優れている。α1は発売以来年数を経ているが、AF測距のバイト力等今でも一線級で活躍しているフラッグシップ機。α9Ⅲは更に磨きを掛けたAFなので言わずもがな・・・。

 何はともあれソニーの矢張り一番の期待は、後1年後辺りに登場すると予想されるα1Ⅱになるだろう。開発発表されたC社ファン待望の〇1も大騒ぎの性能を引っ提げて登場するも、次期α1Ⅱにあっと言う間に追撃されてしまうだろう。変則的なカメラ発売のサイクルとなった近年、ソニーが後出しとなった訳だから尚更だ。ソニーは準備万端整いα1Ⅱのスペックの幾つかをもう試作しているのではないだろうか。C社待望の〇1がどの程度で出て来るのかを手薬煉引いて待っている訳だ。C社〇1のスペックを見て、余裕を以て最終的に上回る性能のα1Ⅱが出ると容易に想像が出来るし、多分その想像は間違いのないところだろう。元ソニーのH氏も言っているのだから信憑性は高い。自分の中では理想に近いカメラはオールラウンダー性能を究極にブラッシュアップさせるであろうα1Ⅱが、今までで一番の期待を持つカメラだと思う今日この頃でした。以上の話はソニー使いの祖新六四だからでもなく、決してソニー贔屓でもない祖新六四の戯言。現に祖新六四はソニー機使いでも嫌いなメーカーがソニーなアンチソニーなのは間違いない。そんな人間の戯言の機材話しでした。信じるか信じないかはアナタ次第です・・・。

 

・・・閑話休題・・・

 

 それでは本日の画像、オオタカの幼鳥をご覧下さい・・・。

 

 「アニキ~、オイラにもくれ~!」

 「こら~ダメだ~横取りは許さない!」・・・。

 頭を押さえられ「アニキ~やめてくれ~!」・・・

 「オマエはあっちへ行け~!」・・・「そんな~」。

 「あっしまった、落とした~!」・・・。分かりますか?アニキの口元からは食べかけの獲物の足指が出ています。

 「クソぉ~足が届かない!」・・・。

 「あぁ~ダメだ!」・・・。

 「あぁ~!」・・・。

 「落としてなるか~!」・・・。 

 「横取りは許さな~い!」・・・。

 咄嗟の照準器撮りでもAIAFが見事に顔にピントを取る・・・。

 「これはオイラの獲物だ~!」と羽根で隠して覆う・・・。

  「こらぁ、これはやらない!」・・・。

 

 さてこのところの天気が微妙、未アップ画像はまだあるので助かるが、天気を見てまたオオタカフィールドに行ってみたい・・・本日はこれまで。

 

                 祖新六四

                    (そにぃ むつし)