野鳥撮り機材の足回り再考&オマケ画像二枚。

 今年2月2日の記事でアップしたサブ三脚の雲台だが、最近久し振りに引っ張り出して使ってみた。今年春先には記事の通り絶賛してはいたのだが、改めて使ってみると「絶賛(価格の割に使える)」が矢張り「使い物にならない」と言う評価になった。自身のブログで間違った評価を配信してしまった訳だ。矢張り一流メーカーを模した格安物の中華製だったに過ぎなかった、とここでお詫びと訂正をしたい。

 その理由だが動く被写体を狙う時の初動にカクッとするような感覚があり滑らかさに欠け、フレームにあった被写体を外す恐れがある。それと矢張りザハトラーと比べると全てにおいての品質が違う。このようにいつも使用しているザハトラー雲台とは改めて雲泥の差があると確信した次第。楽に十数倍以上の価格差があるのは当たり前と言えば当たり前の事なのだが・・・サブだからと安易に考えていた部分もあった。世界の映像関係者やテレビ局各社が認めるメーカーのザハトラーは、改めて最高の雲台だと感じた。懐具合が許される方ならこの一択しかない。一方、中華製の格安の「擬き」雲台。これは安物買いの銭失いと言う諺通りのドンピシャ物が横行しているので、検討される方は十分な注意が必要だ。中華製でもレオフォトやシルイなどはまだマシな方だろう。この両社のようにメーカーによってはコストパフォーマンスのある物も実在するので全否定はしないが、殆どの物は値段なりと心得ておいた方が良いだろう。初心者の方でこれから買おうと言った方や買い替えの方は、初期投資は大きいかも知れないが決してケチってはいけない。野鳥撮影の雲台は矢張りザハトラーが一押しだ。

 今後自分は野鳥撮りの場合は600mm単玉を使う以外に200-600mmを使う場合も、足回りと三脚はザハトラーflowtech75、雲台はザハトラーaktiv8を使う事に決めた。200-600mm使用にはオーバースペックの足回りにはなるが、事足回りに関しては大は小を兼ねるのでこれで良いだろう。予備三脚は70-200mmGMⅡ以下の短いレンズで風景や花など身近な何でも撮りとして、ジッツォ3型マウンテニアGT3532三脚を使い、雲台は多少の動き物にも対応出来るジッツォGHF2Wフルードとジッツォ3型GH3382QD雲台を使い分ける事にした。

 

 使用機材 カメラ:ソニーα9Ⅲ

      レンズ:ソニーFE20-70mmF4G

  

 今回でハッキリとお払い箱決定となった中華製雲台・・・この画像のみコンデジ撮り。

 

 FE70-200GMⅡ以下のレンズを使い三脚を使う時のシステムはジッツォ3型マウンテニアGT3532三脚を使い、多少動く物も追える雲台①ジッツォGHF2Wフルード雲台を使う。 

 

もう一つ②ジッツォ3型GH3382QD雲台を使い分ける。画像のレンズは70-200mmGMⅡ。

 

 そして野鳥撮り専用として600mmF4と200-600mmズーム使用時は、どちらも三脚はザハトラーflowtech75、雲台はザハトラーaktiv8を使用する事に決めた。

 

 FE200-600mmを載せたザハトラーflowtech75三脚とザハトラーaktiv8雲台。

 野鳥撮りメインの600mmF4を載せたザハトラーflowtech75三脚とザハトラーaktiv8雲台。

 さて、ラストはオマケ画像二枚・・・チャバネセセリとトンボ
 

 安物編集ソフトだが、それを使い編集域を超えて加工を施した画像がコレ・・・こんな事が簡単に行えるのだから、本気でやれば見栄えある画像など誰でもが作れてしまう訳だ。この世の中には編集や加工の無い画像などあるの?と言ったところか・・・。

 

 さて、台風がゆっくりと北上中、関東も注意しないといけないような気配。数日間は大人しくしていないとダメかな?・・・本日はこれまで。

 

                 祖新六四

                  ( そにぃ むつし)