こんな遠征初めてだ・・・有り得ん。

 春に生まれた伊吹山の幼鳥は皆さんご存知のように落鳥し命を終えてしまった。それと同時に動物の投げ込みにより、昨秋のイヌワシ撮りも邪魔され散々な結果となってしまった為、毎シーズン中に何度か行っていた遠征だったが、今季は先日3日間初めての遠征として伊吹山に行って来た。結果はこれまた散々、「何かあったな」は予想が付くそんな遠征となった。今日知ったのだがイノシシの死骸をアップしたインスタ記事もあったと聞くので、また誰かがヤラかしイヌワシの行動が変わってしまったのかも知れない。それと撮影中に地元の方の話を聞くと、行政とタイアップしてライブカメラを設置するにあたり協力関係にあった方は、動物をイヌワシの餌として投げ込んでいるとの話をしていた。行政側はイヌワシへの餌付けを良しとするのか、悪とするのか今度聞いてみようかとも思っている。この話は地元の方の話を聞いたもので、憶測の域を出ない話しで100%信用出来る話ではないのだが、もしこれが事実であれば尚更に行政側に善悪を問いたいと思っている。餌付け禁止と言いながら行政と組んでいる方が、それを行っているのなら大問題なのではないのかと思うからだ。こんな事をブログで言ったら何か起こるかな?。まぁ起こっても結構、事を大きくして逆にマスコミにでも取り上げて頂こうか・・・真実が突き止められたなら冗談抜きでそこまでやってみようかとさえ本気で考えている。イヌワシが撮りたくて遥々遠路から撮影に行くのに、そうした事でイヌワシの出方に影響を与えて邪魔されるなんて納得が行かない。営巣場所近くに踏み込む輩も大馬鹿者だが、動物を投げ込みヤラセ撮影する輩も大馬鹿者、そして単に餌として投げ込む行為を行う事が善なのか悪なのか、市行政また環境省そして日本野鳥の会にも問いたいと思っている。餌が豊富になれば繁殖の成功に結び付く事は理解している。そして自然界の中での出来事にどれだけ人間が踏み込んで良いのかと言う問題も合わせて考えなくてはならない。市行政・環境省日本野鳥の会それぞれの見解を聞いてみたいものだ。少なからず動物の投げ込みはNGと言う回答となるでしょう。それは立て看板やネット上の広報の文言でもそう言っているから。しかしその行政とタイアップしている方が、実は自費で動物の投げ込みをしていると言った事が事実なら、これはもう大問題であり信用問題でしょう。「守る」と尤もらしい事を提唱している裏側で、真逆の行為?をしていたとしたら・・・行政も当事者も信用失墜、何をやってんだよとなってしまうだろう。そう言えばイヌワシの幼鳥とライブ&監視カメラ、そして動物の投げ込み問題の件について、米原市に手厳しいメールを送ったが何の返答も無い。一個人の環境課宛ての意見メールでは相手にされないのだろう。ま、お役所仕事でイヌワシの件についても市は真剣に考えてはいないのだろう。外向けには尤もらしい良い事を配信しているが、カメラの設置だけしか行っていないのが実情だ。ひょっとして利害関係なんてないでしょうね?。先ずは個人的怒りの記事でした・・・。

 

 閑話休題・・・

 

 そんな訳で伊吹山イヌワシの出は異常事態となっていた(今日出たかは知らないが・・・)。3日間、朝から夕方までポイントに入り、一度たりともイヌワシの姿が見られなかった。そんな中出たのはカラスにカケスにノスリマヒワらしき小鳥に鹿だけ・・・散々な結果となった。

 本日はその鹿チュー(鹿の宙吊り?)ではなく鹿のチュー💛と他の画像少々(これが3日間の成果とは・・・泣。この落胆と体力消耗をどうしてくれるの~?ま、それはそれで楽しかったのだけれど・・・ね)を暇潰しにご覧下さい・・・。

 

 使用機材 カメラ:ソニーα1

      レンズ:ソニーFE600mm F4 GM&1.4テレコン&クロップ併用

      三脚 :ザハトラーflowtech75

      雲台 :ザハトラーaktiv8

      照準器:SONIDORI

 

 スカイテラス駐車場7合目付近は紅葉も落葉・・・眼下にはまだ色付く木々が見えた。

 こうした色付きを背景に飛ぶイヌワシが撮れる予定だったのに・・・折角伊吹山デビューの仲間もいたのに・・・残念。また再挑戦致しましょう。

 

 上部のガレ場に現れた鹿・・・。

 牡鹿と雌鹿でしょうか?接近中・・・。バンビ模様の有り無しは夏毛冬毛によっても違うし小鹿と親鹿にもあるので、この鹿が成獣なのか若いのかは分かりません。自分に知識が無いので・・・常識もなんて誰が言ってる!!(一人突っ込みです、笑う所です)。

 心なしか牡鹿の口から舌👅が・・・。

 何とブチュ~・・・。

 ありゃありゃ・・・。

 あまりの舌👅攻撃に雌鹿はこの後足早に去りました・・・とさ。笑

 

 ガレ場の草を食んでいました・・・。

 

 出た~!!と思ったらノスリさん・・・。

 悪童顔のカケス君・・・。

 ・・・とまぁこうしたものしか撮れず、イヌワシ様の姿は3日間一度も見られませんでしたが、この鬱憤は次の遠征の意欲の糧と致しましょう。そして現場でご一緒した皆様、大変お世話様になりました。これに懲りずにまた頑張りましょう・・・本日はこれまで。

 

                  祖新 六四

                (そにぃ むつし)