オオヨシキリ

 朝の吹く風に聞いてみたが、今日は撮影意欲の気合が足りない・・・。そんな訳で近場に何かいないかな?と行田市郊外を流れる旧忍川の葦の生い茂る場所に行ってみた。

 暫く眺めるもカワセミもいない。聞こえるのはたまに聞こえるカイツブリの鳴き声と、この時期それはそれは賑やかなオオヨシキリの声だけ。そして姿を見せるのは賑やかな声の主のオオヨシキリだけだった。

 撮影機材 カメラ:ソニーα1

      レンズ: 〃 FE600mm F4 GM+1.4テレコン

      三脚 :ザハトラーflowtech75

      雲台 :  〃  aktiv8

 川と葦と田んぼの向こうには、国宝の金錯銘鉄剣が出土した稲荷山古墳が見える。

 そしてまたその向こうには、6世紀はじめの日本最大級の円墳(直径105m)の丸墓山古墳が見える。この丸墓山古墳は豊臣秀吉が天下統一を進める1590年に、豊臣軍総大将石田三成が、忍城を水攻めにする際に本陣を敷いた場所。ここに上り市内を見渡すと忍城が見える。かの石田三成も同じ目線で敵城をここから見ていたと思うと、時空を超えたロマンを感じる。2枚の画像共840mmノートリ画像。

 

 そしてオオヨシキリ画像を暇潰しにどうぞ・・・。

 暑いこの時期には騒がしいこの声はあまり聞きたくない・・・因みに鳴き声は「ギョギョシギョギョシケケスケケスカイカイシ」なんて暑さ倍増の声で鳴いている。

 こうしたシーンを撮る以外面白みがないか・・・。

 古代蓮の里公園の前を通ると、咲き始めた古代行田蓮を見に来る人達も徐々に増えて来た。今月中には駐車場も有料になるだろう。ここで言っておきますが、最盛期の時には三脚のご使用は他のお客様の迷惑となりますのでご遠慮願いたい。これは毎年の事ながら園内にはこうしたアナウンスが流れているにも関わらず、非常識な三脚使用連中が毎年わんさか訪れるのだ。年寄りが躓いて倒れて怪我でもしたらどうするのだ。三脚破損なんぞは構わないが、楽しみに来られた方が怪我でもしたらどうするの?だ。先日も公園管理者のYさんとも話をした。写真教室の引率責任者たる人物すら三脚容認とは何事だ!!と。写真を教える前にマナーを教えなさい!!と言いたい祖新六四でありました。以前は注意をした事もありますが、今のご時世ブスリと刺される事もあり得るので最近は注意しませんが・・・笑。

 そうそう無料駐車券を持っていますので欲しい方はお声掛け下さい・・・と言っても祖新六四を知っている方にしか上げられませんが・・・笑。ま、花にしても風景にしても野鳥にしても、撮らせてもらうと言った風に謙虚にマナーを守って撮りたいものですね。往々にして良いのが撮りたいとかの思いが先立ち周りが見えなくなるもの。気を付けましょう。本日はこれまで。

 

                  祖新 六四

                (そにぃ むつし)