止まった・・・&正月は愛用品の手入れなど。

 日頃愛用して来た時計がとうとう動かなくなり止まった。大分前にゼンマイの巻き上げに支障をきたしたのだが、時間の狂いも然程無く自動巻きなのでそのまま動いたので長い期間使用したのだが、年末の時計の日付けの日にとうとう動かなくなった。

 オーバーホールを兼ねて修理に出そう。この時計はもう半世紀程前のモデルで宝石で装飾し新品に仕上げた改造物なので、当然本家の日本ロレックスでは修理もメンテもしてくれない。正月明けに買った時計店に依頼しよう。ロレックスの時計は5年に一度はメンテナンスをするような、車のように点検をしないと使用出来ない時計だ。長年使うと自動巻き機故に時間の誤差が大きくなって来る時計だ。稀にクォーツモデルもあるようだが、矢張りロレックスは自動巻き機の針の動きがロレックスらしい・・・。修理とメンテで幾ら掛かるかが恐怖。まぁ最低でも5万円は出てしまうだろう。それとも倍掛かるか?・・・ガァ~~ン!!。

 

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 話変わって・・・正月は野鳥撮りは忘れて趣味の道具の手入れなどを行った。

 

 先ずは写真の友の機材をレンズからボディまで、埃を空気で掃いピカピカに手入れをした。

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 不満な点も多々あるが、これが今愛用のソニーの機材。

 

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 画像にある機材だけで新車が買える・・・趣味だから本気で、だ。

 

 

 そしてもう一つの趣味のお宝部屋に籠り、色々とある趣味の一つの日本刀の手入れも行った。

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 平安期の古刀や数百年前の名のある名刀ではないが、江戸後期に打たれた3振り(脇差し一振り)。

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 真ん中の刀は薩摩刀・・・平安の頃から綿々と続く刀工の六十三代最後の刀工が江戸末期に打った刀。拵えも薩摩下級武士仕様に作った・・・。

 朱塗りの刀は弘化二年に打たれた刀・・・大刀共に江戸期の鍔など金具類は全て江戸時代の物を付け作った。一番下の脇差は拵えには鍔から目貫他全てが獅子関連の物で統一され、鞘も凝ったもので、特別貴重小道具として認定されている時代拵えだ。中の刀身は江戸三作と称された内の一人の作。三振りとも柄部に銘が切ってある。

 

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  この朱塗りの刀は曰くのある一振り。ひょっとしたら本物では無いかも知れないが、研究の余地のある一振りと刀剣誌のコラムにこの刀の事が書かれていた。その記事のコピーも当然持っている。真面目な良い刀ですねと、拵えを作る時の刀剣店の方は言っていたが・・・。

 

 手入れは分解をして刀身の油を拭い打ち粉をポンポンと刀身へ、そして拭き上げる・・・刀身の輝きをを数十年数百年と保つには、日頃の手入れを怠ってはいけない。錆を発生させるなんても以ての外。カメラ機材も同じだ。愛機は常に綺麗に大切に扱いたい。

 

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 剣道の先生が抜刀術もやっており当時は色々と話を聞かせて頂いき、祖新六四は刀剣に閃きを憶えたのだ・・・一瞬のシャッターチャンスを逃がさない研ぎ澄まされた精神を養う意味で刀を手に入れようと・・・それがだ、今度カメラを買い替える時には、日本刀を売り払いカメラの資金としよう・・・と、祖新六四は目論んでいるのでありました・・・全く困ったものです・・・この自分は。

 

 さて、三が日を家でぬくぬくしていると、寒さに委縮してしまいがちな体になってしまう。そろそろ世間が動き始める日も近い、自分も野鳥撮りを再開しなくては。本日はこれまで。

 

 

                 祖新 六四

               (そにぃ むつし)