久し振りに北のお山へクマタカ狙いに行って来た。夏場は余り飛ばないのか、今日も午前中は全く姿が見えなかった。午後に一度遠くの空抜け飛翔を見て、僅かな期待を持つが帰り時間が迫って来る。そして13時20分頃、山の中腹下辺りをクマタカが飛んだ。ファインダーを覗くと何かを掴んでいる。いつもの獲物の蛇だった。矢張り狩場は前方の山と確信した。
今日の獲物の蛇は、いつものより大きかった・・・
太陽が出ると山の木々の葉がギラついてピントが引っ張られてしまう。キテると思い連写するも背景ピンも結構多かった。その上に暑さで大気の状態もあまり良くなかった。
今日はレンズに組み込んである円偏光フィルターを取り外して撮った。本来ならこんなギラギラの夏日こそフィルターを付けるべきなのだが、フィルターを付けると一、二段?暗くなるので、ISOは上がるしシャッタースピードは下がるから。と言うのも今日はα7RⅣで撮ったからの事だけれど・・・。それ程α7RⅣはISO感度が上げられないしょうもないカメラだと言うこと。ただ高画素機なのでクロップ使いが出来るから使っているだけの、全く頼りにならないカメラなのだ。ソニーさん、これホントだよ~。
α7RⅣ+FE600mmF4+1.4倍テレコン+クロップ1.5倍の1260mm+毎度のトリミング。
そして、ニコンのZ9も試作機がオリンピックで試されている。そう言えばオリンピックでは未だに根強くキャノン&ニコンのフラッグシップ機を多くのプロ達が使っているようだ。たまにソニーのGMレンズもチラリと見るが・・・。一眼レフ使いのプロ達はあと2年は一眼レフ機を使うだろう。次のオリンピック辺りでミラーレス機が第一線で活躍となるのかな?。分かりませんが・・・
さて、何とか撮れたクマタカだが、矢張り夏場は出が悪いような気がする。秋の気配がするまでは力を抜いて野鳥撮りかな??。
祖新 六四
(そにぃ むつし)