自分なりの次期カメラシステムを考えてみる・・・

 今現在使用中のカメラはソニーα9&α7RⅣ。前者をメイン機に後者をサブ機とし、被写体により使い分けている。後者に至ってはクロップ使いの為だけの導入だった。

昨年前者に不具合が発生、今年また同じ不具合が再発し先日修理から戻って来た。強く抗議し今回の修理は無償となった。以降まだ使用していないが、近いうちにフィールドで試し撮りをしてみようと考えている。そんなこんなでソニー機に対して疑念を抱くようになっていた。そしてソニーのフラッグシップ機α1が登場するも、小型路線を行ってしまうソニーにも少々がっかりもしていた。これで次期α9Ⅲが同じようなボディだったら、自分はきっとマウントを変えるだろう。

 

 下 ↓ の画像は、年内発売予定のニコンのミラーレスフラッグシップ機Z9

 

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 画像1・2枚目はニコンのZ9とキャノンのR3・・・今年中に出るであろうプロ・ハイアマ向けのミラーレスカメラだ。プロ・ハイアマ向けのカメラはこの風体でなくてはと自分は思っている。Z9はニコンのミラーレスカメラのフラッグシップ機であるが、キャノンR3はフラッグシップ機ではないようだ。それは次期オリンピック辺りで出すであろうR1がキャノンのフラッグシップ機となり、多分R3は次期ソニーのα9Ⅲ辺りと競合する機種なのではないだろうかと考える。ここで何故縦グリ一体型なのかだ。それは今まで一眼レフフラッグシップ機で双璧を成してきたニコン・キャノン社だからこその、堅牢性の必要性がプロ機には絶対の条件の一つだと考える証でもあると思っている。残念ながらソニーにはそこら辺りの信念が無いと考える。「防塵防滴を謳っている機」(キャノン・ニコンオリンパス)と、「防塵防滴に配慮してある機」(ソニー)とでは、防塵防滴性能には明らかに差がある。思うにソニーはセンサー技術は高いレベルにあるが、それだけのメーカーでしかなく、カメラ作りと言う点に関してはキャノン・ニコンの両者には及んでいないと言う印象を持たざるを得ないと言う見方となってしまうのだ。誤作動の声を良く聞くのはソニー機であり、堅牢性の無いのもソニー機となってしまう。ボタンひとつ、スイッチひとつの作り込みが、総合的な堅牢性を生むのだ。だから性能は合格点以上のα1ではあるが、ソニー使いの自分がそれに手が出せなかった要因のひとつもそこにあったのだ。

 

 そしてもしニコンZ9が高感度に弱かったら(高画素に振ってあるので一抹の不安あり)・・・キャノンのR3はほぼ高画素寄りではなく低画素寄りで現行フラッグシップ一眼レフ機寄りの画素数に落ち着くだろうから、高感度耐性には期待が大きい。高感度に強い現一眼レフフラッグシップ機並みのISO感度は使えるだろう。見てくれは硬派のニコン・ナンパのキャノン。キャノンのR3は洗練されていて素晴らしい流線形。Z9は無骨さがあり角張るが、これはこれで良いのだがデザインはR3に軍配が上がるか。特筆すべきはR3の視線入力と言うシステムだ。例えばファインダー内で野鳥を見れば、その野鳥にAFしてくれると言うもの。どれだけ使えるかだが、完成度にもよるが野鳥を撮るにも物凄いアドバンテージとなる。ただ注意したいのはキャノン曰くサングラスやミラーサングラスなど特殊コーティングが施された眼鏡、ハードコンタクト、遠近両用メガネを使用した場合や、目の大きさやまぶたの厚さ、まつ毛の長さなどの個人差や、使用環境などにより、視線入力機能が使用できない場合がある」としているので、その機能があるために決めたのに、使えないと言った事があることには注意が必要だ。そしてどのミラーレスも次期システム対象外となった場合は、D6か1DXⅢの一眼レフフラッグシップ機に戻る(時代に逆行するが・・・)選択肢となるだろう。一度はニコンの色味と、ニコンレンズの叩き出す画を味わってみたい気もするのだが・・・。

 

 

 下 ↓ は年内発売予定で先日開発発表のあったキャノンR3

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 よって次期システムは次の5つのシステムの内の一つになるだろう。①ソニー次期α9Ⅲ(縦グリなら)+600mmGM&次期OM-D E1X+150-400mmISPRO2台体制・ ②キャノンR3+600mmFRFレンズ・ ③ニコンZ9+600mmFZレンズ ・ ④ニコンD6+AFS800mmVR(付属TCで1000mm勝負)への一眼レフへの回帰 ・ ⑤キャノン1DX+600mmF4Ⅲへの一眼レフへの回帰。

 

 

 

 下 ↓ は見限れない性能のオリンパスマイクロフォーサーズフラッグシップ機の

オリンパスのOM-D E1X

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  話は少々逸れてしまうが、そうした事を思うとマイクロフォーサーズだが頑張っている、オリンパスOM-D E1Xと150-400IS PRO1.4テレコン内臓)レンズコンビにも惹かれてしまう。これも堅牢性はプロモデルに相応しいものだし(小雨の中でも使える位)、最長2000mmの手持ちが可能。通常は内蔵テレコンだけの約1100mm若しくはそれに1.4テレコンで約1600mm撮りが簡単に出来る。その上、野鳥瞳AFは勿論、シャッターを切る前に遡りコマが撮れるので、飛び出しは止まっている姿から撮れる。もしソニーのレンズ資産を生かせるべく、α9Ⅲと言うものが縦グリで出て来るとしたら、ソニー使いのサブ機として次期モデルのOM-D E1Xを導入したいと思っている。メイン機並みに使えるだろうし、カメラとレンズで100万あればお釣りが来るとは、3代メーカーにはない格安さだ。撮れる画なんてブログ使いならフルサイズでもAPS-Cでもマイクロフォーサーズだってそうは変わりはしないし、自分には写真を見せられたってどれで撮ったかも分からないだろう。みんなそんなレベルの中で、あぁだこうだと趣味だからこそ楽しんでいる訳だから・・・。

 

 

 

 下 ↓ はニコン一眼レフフラッグシップ機のD6

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  下 ↓ はキャノン一眼レフフラッグシップ機の1DⅩⅢ

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 新型機はカメラもレンズも数か月待ちとなるのかな??とにかく猛禽類を撮る自分の理想のシステムスタイルに合うものを選びたいものだ。自分なりのキモの1番は、次期α9の形。2番目にはZ9の高感度耐性、そしてシステムの上で焦点距離1000mm以上が使える事。これにより次期システムが見えて来る。キャノンR3は低画素で出て来るので高感度耐性があり、自分は動画も使わないので動画には特に拘っていない(開発発表時に動画の事には触れていない)ようなので凄く共感が持てる(写真を撮ることに特化しているカメラのような印象)。そして視線入力のAFは使えるレベルにあれば野鳥撮りにも強力な武器となる。

 

 今現在の気持ちとしては、●レンズ資産もそのままで次期α9Ⅲの縦グリ期待のソニー機&次期OM-D E1X併用>●R3>●Z9>●D6>●1DXⅢ>の順となっている。高画素に行かないR3には特に魅力を感じる。と言ったところでライバル機となる次期α9Ⅲも低画素で来るだろうが、その場合は縦グリで出るかで次期システムは決まる。ソニーが小型路線でボディを変えなければ、ソニーとは決別となりマウント替えとなるだろう。次期α9Ⅲ&次期OM-D E1X併用となるか、他の選択となれば画像の5機種のどれかになるだろう。ソニーが小型路線を打破した場合の次期9Ⅲ、アナタの姿次第ですよ(期待)。9Ⅲは低画素機だろうと考えるので期待が持てる。ソニーよ、カメラに於いては家電屋ではなくカメラ屋になれ~!!小型路線を打破してR3と真っ向勝負してみろ~!!何~!!?そうはイカの〇〇だと~!!?だったらマウント替えじゃ~!!・・・お騒がせ致しました~笑、本日はこれまで。

 

 

                  祖新 六四

                (そにぃ むつし)