前回のクマタカ撮りから一日しか経っていないのに、またまたクマタカ撮りに出掛けてしまった。こう言うのを「病気」と言うのでしょうか?・・・笑。
関東もそろそろ梅雨入り間近、昨日がラストチャンスと思いクマタカ撮りに行った訳だが、朝早い時間帯は涼しく大気の状態も良かったのだが、時間が経つにつれて気温も上昇、山の木々の葉の照り返しや大気の状態がイマイチとなり、撮れど撮れど甘い画像ばかりで何じゃこりゃ~状態。本日の画像の悪さはお許しを・・・。
この日はα7RⅣ+FE600mmF4+1.4倍テレコン+クロップ1.5倍使いの1260mm トリミング有り。
この日も蛇や他の何かを掴んでの飛翔が見られたが、とにかく画像が悪く大トリミング出来ない画像ばかり・・・
何撮ってるの?目線
また再会出来たテン。道路の下方面からひょこひょこと歩いて来た。カメラに飛び付かなければ、きっとまた目の前を歩いて行っただろう。今回は写真に撮れた・・・
こちらも再会の「イカル」・・・祖新六四はオジサン鳥と呼んでいる。
木の実を啄むイカル・・・
お馴染みの「カケス」・・・
中央一点で狙う場合、ソニーのミラーレスはダメですね~。例えば枝一本にピントを合わせたい時に、そんな細い枝でもないのにピシッ!と枝のピントが取れない。それもS(スモール)一点で。瞬間を撮り溢すこともある・・・。
ヤマガラが松の枝の先端に止まってくれた・・・
今日も蛇らしき物を掴んで飛んだ・・・
こちらは何やら黒っぽい物体を掴み抱えて飛んで行った・・・
この辺りの画像であれば蛇と分かるでしょう・・・
クマタカはどちらかと言えば空抜けよりも、背打ち(上から下を見下ろし背中側から撮る)の方が、クマタカの特徴の模様が見えて一段と見栄えがする。
ここで・・・「背打ち」を勘違いされている方が結構多いので・・・。背打ちは撮る側が被写体の上方から背中側を撮ることで、旋回中や反転の時に背中側が撮れたのは「背打ち」とは言わないのだ。背打ちの定義は「撮る自分よりも下を飛ぶ鳥を見下ろしながら背中側を撮る」これが背打ち。・・・背中が見える画像を全て背打ちと言う方がいるが、本当の背打ちは上記の通りとなる。自分の記憶が正しければ確かそうだったと思う。間違っていましたら、どうぞお叱りのコメントをお願い致します。
ではこう言うのは・・・通称「空抜け」。 たまに「腹打ち」と言う方がいるが(背打ちに対して?)、どうなんでしょうか?作ってしまった言葉??それとも本当に腹打ちと言うの?、分かりません・・・
それにしてもこのポイント、クマタカの狩場はこの山にありそうだ。蛇や獲物を掴んで飛翔する時は、何処かから掴みながら飛んで来たとは思えないのだ。いきなり山の斜面を獲物を掴み飛んでいると言うことは、きっと獲物を狩ってこの山から飛び出すから、いきなり山肌飛翔を見付けることになるのだと言えるのではないだろうか。実際この山に突っ込むクマタカを何度も見ている・・・。
出現回数の多いこのポイントはこれから秋冬も更に面白くなるだろう。梅雨入りももうカウントダウンを始めた。梅雨の合間の晴れを狙ってまた出掛けてみよう。
祖新 六四
(そにぃ むつし)