実は以前から毎日毎日探していたイヌワシの絵画。一週間程前にネットオークションで見付け狙っていた。ちょっと競られてしまったが、どうしてもコレだけは譲れない、と言う事で目出度く落札、我が家のコレクションに加わった。子供の頃から絵画は好きで興味もあったところだが、今は野鳥撮影でイヌワシをはじめ猛禽類撮りが趣味の自分。イヌワシなどの羽根や置物を集めたりもしているが、ひとつイヌワシの立派な絵は無いかと前々から探していたのだった。
手に入れた油絵は、今や物故作家となった遠藤昭吾の作品で「鷲」、２０号の立派な作品で、勿論本物保証物。吊るすには結構な重さがあり飾る場所が限られてしまい、結局玄関に台を設置し飾ることにした。題名は「鷲」でも、これはイヌワシで良いだろう。
この画家の作品は超細密画で、昔懐かしい茅葺屋根のある風景などを見ても、背景にある山さえも、あたかもカメラで撮ったかのようなボケ味で描写しており、遠近感も凄く感じる上にその全てが細密に忠実に描かれており、自分の好きな理想の絵を描く画家だ。
見るからにイヌワシの住んでいそうな山間に枝止まりしている孤高のイヌワシの姿・・・前面はガラスが嵌められているので右側に光の反射の線があります。
羽根の一枚一枚がリアルに描かれている・・・
細部に至るまで細密かつ忠実に描かれている・・・足指の質感もリアル。
遠藤昭吾のサイン・・・
裏を外してみると自筆での題名と名前が記されている・・・
これでクマタカの絵でもあればコレクションしたいのだが、中々ありそうにもない。何年掛かっても地道に探してみたい・・・。
さて、今週は晴れ間がありそうなので、久し振りにクマタカ撮りに行ってみようか。
祖新 六四
（そにぃ むつし）
