あと数日で野鳥撮り再開だ・・・今日も姫柿盆栽や多肉植物と遊ぶ。

 梅雨明けも秒読み開始か・・・このところ朝起きると陽射しの明るさを感じ、「あっ、今日ならクマタカ撮りに行けたか?!」と思う事もある。

 数日後はクマタカアオバズクでも撮りに行ってみよう。

 

 そんな訳で、このところ毎日姫柿盆栽の手入れをしているが、今日は姫柿の手入れと共に多肉植物を小さなミニ盆栽鉢に植え込んだりした。

 

f:id:tenmokusan555:20210713172409j:plain

 左(ブルーの鉢)からブロンズ姫 ・ グラウクム ・ サルメントーサ ・レツー

  ・ マサイの矢尻 ・ ティシュリー ・ 南十字星 ・ 郡月花 ・ 緑亀の卵

  ・ あれ?最後は??・・・不明の一番右の湯吞茶碗のような盆栽鉢は、物故作家で小品盆栽鉢を主に手掛けた、今は亡き女流陶芸作家石田祥石作の鉢。10年ほど前に盆栽誌で一点ものとして抽選でのお一人様限りの特別配布。見事抽選で当たり手に入れた物。こんな物でもお値段は・・・想像にお任せ。それとティシュリーの入っている兎図の染付鉢は中でも結構良い和鉢です。その他は安物です。

 

f:id:tenmokusan555:20210713172427j:plain

 「姫柿」盆栽は実の落下も終わり安定したので、根が回っている物は植え替えた。本来なら6月や9月辺りが植え替え適期なのだが、元気な今なら大丈夫だろう。

 

f:id:tenmokusan555:20210713172449j:plain

 左:品種「紅筆」・・・   右:品種「雅」・・・

 

f:id:tenmokusan555:20210713172512j:plain

 作家物の楕円大鉢には品種「春秋姫」・・・これは珍樹で、春の受粉した実と単偽結果した小さな実、そして秋口に突然花が咲き出来る極小の実の三種類の実を一本の木に付ける珍種。そして画像右に写る一枝に柿の実が一個生る絵付けの変わり鉢。この鉢は姫柿を通して知り合った方の窯場をお借りして作陶した、祖新六四作の自作鉢で、勿論絵付けも自分で描いたもの。何年も前に姫柿盆栽のY先生に盆栽誌にも載せて頂いた物。今でも大切に使っている、マイお宝鉢だ。

 

f:id:tenmokusan555:20210713172535j:plain

 品種「日の丸」の実・・・色付く秋に向けてもう一回り大粒に成長し真っ赤に染まる。

 

f:id:tenmokusan555:20210713172555j:plain

 これは品種「雅」の実・・・端正な雅の実も美しい。まだまだ姫柿は所狭しとあって手入れは大変だ。門外不出と言われたあの姫柿「萬寿」も株分けや根伏せで作出し育てている。あの魅惑の赤色の実は何よりも美しい・・・。

 

 写真も良いが、こうして植物と戯れる時間も楽しいものだ。何でもそうだが、手を掛ければ掛けただけ植物達も美しく応えてくれる。小さな多肉植物の成長と、姫柿達の秋の色付きが楽しみだ。

 

      さて、数日後には久し振りに野鳥撮り再開と行ってみよう。

 

 

                 祖新 六四

               (そにぃ むつし)