α9Ⅲの導入に踏み切った理由・・・他人には四の五の言わせない&今日撮りチュウヒ。

 今日は朝方の天気がイマイチだったので朝寝坊を決め込んだ。そして昼食を食べて午後は利根川河川敷の上流へ暇潰しに行ってみた。ここにはハイイロチュウヒやコミミズクは入っていないのは分かってはいるが、間違っての一縷の望みに賭けて暇潰しに行ってみた。飛んだのはチュウヒにノスリハイタカ・・・辛うじて撮れたのはチュウヒだったので、本日は数枚チュウヒ画像をアップします。

 

 そして、以前からノイズの呪縛に憑りつかれ頭が膨らんでいた祖新六四だったが、今現在のカメラのノイズに関してはもう諦める事にした。それに関連して高速モンスターマシンのα9Ⅲの導入にも踏み切った。今日はその理由も合わせて語ってみたいと思います。先ずはチュウヒ画像4枚から暇潰しにご覧下さい・・・。

 

 使用機材 カメラ:ソニーα1

      レンズ:ソニーFE600mm F4 GM+1.4テレコン

      三脚 :ザハトラーflowtech75

      雲台 :ザハトラーaktiv8

      照準器:SONIDORI

 

 ミサゴのポイントから更に上流の利根川河川敷へ行きぼんやり景色を見ていると、下流から2羽の猛禽が上がって来た・・・。

 カメラで覗いて見ると画像のチュウヒだった・・・。

 時折絡みながら飛ん来たチュウヒの片方は中州の木に止まり、一羽は上流へと飛んで行った・・・。

 以上、今日の4枚でした・・・。


 
 以降、α9Ⅲについて語りますので興味無い方はスルーして下さいね・・・。

 高感度耐性についての懸念があれこれと取り沙汰されているα9Ⅲ。今まで口を酸っぱくして言って来たノイズに関して、この祖新六四は考えを改める事とした(諦める)。特にキャノンに比べソニー機は高感度に弱いように感じる(下位機種の連写枚数と合わせて唯一のソニー機の不満)。ここだけが惜しまれるのだが、その他の性能については他社と比較しても全く見劣りしていないと思っている。それどころかむしろその上を行っているとさえ思っている。今回のα9Ⅲの高感度耐性の懸念については鋭意調整中との事なので、今現在改良を加えていると聞くし、ノイズに関してはα1レベルまで持って行くとも聞くので、α9Ⅲ試作機から発売最終機へとブラッシュアップされている真っ最中だろう。

 自分の撮影スタイルだが、普段の撮影に於いてはISO3200以上は殆んど使わないので、高感度が多少弱くても構わないし、多少のノイズはソフトに頼ることにした。将来、グローバルシャッター機や高画素機であれノイズに強いカメラは出るだろう。それまではどう足掻いても仕方がないのが今日のカメラの現状、結論と言う事だ。

 今回のα9ⅢもISO感度の下が250からと言う事を色々言う方もいるが、250と言ったISO感度だからどうしたの?と言いたい。そもそも自分は出来るだけ高速シャッターを切りたいので、ISO250なんて使わないのだから自分としては一向に気にならない。上が少ないのはノイズ耐性には弱いと数値的には感じるが、そこは今のものとも大した差は無いと思うし、何しろ使ってみなければ分からないと思うのが本音だ。これまでのカメラから一段も二段も飛び抜けた、全く新しく新鮮なカメラに大きな期待を持っている。ノイズは諦めるとは言ったが、α9Ⅲに本当に求めたかったのは、グローバルシャッター抜きのISO102400のカメラだった。でもノイズは諦めたのでα9Ⅲに踏み切った訳だ。

 そして高感度耐性云々よりも新搭載された機能や高性能化の方が、自分的には遥かに魅力的であり撮影現場でも武器となるのは確実だと思っている。間違いなくこのα9Ⅲで大きく他社を引き離したとも言えるだろう。それと同時にこれからのカメラの方向を示したカメラだとも言える。そしてこのモンスターマシンα9Ⅲはフラッグシップ機ではない。となれば次期α1Ⅱはそんじょそこらの化物を越える超モンスターとして登場するのは確実と言えるし、これもまた大きな期待を覚えずにはいられない。

 α9Ⅲは現フラッグシップ機のα1でも中々撮れないような一瞬が切り取れるのだから、それだけでも使うに値する。その上ソニーのAIオートフォーカスを積んで、更に減画素無し毎コマAFのブースト120コマ秒連写にプリキャプチャー、そしてついにグローバルシャッター搭載と来たのだから、これこそ他社にはない唯一無二のカメラがソニーから登場した訳だ。これはもうソニー機使いの祖新六四が使ってみない訳には行かない。新たな物は良くも悪くも色々と言われるが、今後のカメラの行く末を占うカメラが誕生した歴史上に残るカメラとなるだろう。

 そしてこのα9Ⅲは誰しもが使うカメラではない。この性能や機能を必要とする人しか手にしない、手に出来ない、そして必要のない特殊なカメラだ。高速の動き物などその瞬間を切り取る撮り方をしない人には全く必要とされないカメラだ。そんな今まで中々撮れなかった瞬間が撮れるカメラの誕生・・・心が躍らずにはいられない。α9Ⅲで良くぞここまでの高みへと性能を引き上げてくれたとソニーには称賛を送りたい。取り敢えず高画素機α1と低画素機α9Ⅲの高速型機の2台持ちで次期α1Ⅱを待つのみとなった。カワセミの嘴が水面に着く瞬間や、ミサゴの足爪が水面を捉える瞬間なども高確率で狙える。また昆虫や野鳥の飛び出しなども簡単に撮れる。これは使わない手は無い。いや、自分には絶対的に必要なカメラだ。現使用のα1も素晴しいカメラだが、スピードと瞬間をモノにするにはα9Ⅲの方が上だと言うことは使わずしても分かる。α1の良い所は高画素機と言うメリットしか無くなってしまったとも言える。唯一この分部でフラッグシップ機の威厳を保っている、と言った位にα9Ⅲはソニーの中で下剋上を起こした。自分的には高画素機は焦点距離において融通が利く点は有利だ。そこが必要ならα1を使い、瞬間とスピード勝負の被写体ならα9Ⅲと使い分ける。今後はこれで行く事にしよう。1月26日が楽しみだ。当日には手元に届くだろう。

 α9Ⅲが公式に発表されて以来、プロと称される人物からインフルエンサーやらユーチューバー達が、発売前の仕様データを基に良いも悪いも色々と取り上げて配信している。ソニー機を使っても居ない配信者が予想予測の話しを繰り広げては、ライバル社の新作機に何処か羨望の眼差しを持っているにも関わらず素直に称賛出来ずに、弱い部分をクローズアップして突き回して配信している。ご自分のご贔屓メーカーのカメラやレンズをこれは良い凄いと配信してりゃ良いのにね。ほんとアンチな配信は目障り耳障りだ。特にCのK、CのNよ。後者はユーチューブでライカCLも称賛していたアナタですよ。お陰で大金をドブに捨てましたよこの私は。こうしたプロや写真家と称する者は、自分使いのメーカーや使用機器を称賛し良い事だけを配信する。ま、中にはNのYさんのような真実を語る良識ある配信者もいるが・・・。と言うように、人の話は真実もあれば偽りや間違い事もある。だったら自分で使い検証して納得する。これが祖新六四の自分流だ。自分が間違っていれば自分を責めれば良いだけの話。大金を使っても他人の言葉を信用して失うよりも、自分を信じた結果捨てる結果となったのならその方が遥かにマシだ。自己責任と言う訳だ。他人の言葉を信じて失敗する事ほど悔しい事はない。機材選びは自分が勉強をして、自分が納得して手に入れる事が大切だと思う。趣味だからこそ本気で・・・そんな他愛もない話しでした・・・とさ。

 

 さて、明日は天気も大丈夫そうなので、また沼のオオタカと行きましょうか・・・本日はこれまで。

 

                  祖新 六四

                (そにぃ むつし)