湖沼で見る野鳥達&野鳥撮り自分のポリシー。

 週末は野鳥撮りはお休み。明日はまだ天気がイマイチ・・・野鳥撮りは火曜日から始動だ。オジロワシの幼鳥はまだ居るとの情報。また出掛けてみよう。

 

 今日は水辺で見た野鳥達の暇潰し画像を少々。そして自分の野鳥撮りにおけるポリシーを少々語ってみたいと思います。

 

 使用機材 カメラ:ソニーα1

      レンズ:ソニーFE600mmGM

      三脚 :ザハトラーFlotech75

           雲台 :ザハトラーaktiv8

      照準器:SONIDORI

 

 暇潰し画像・・・。

 帰り際に撮ったベニマシコの雌・・・。綺麗な雄もいたのだが撮り損ねた・・・。

 

 自分の野鳥撮りポリシー・・・

 

 「ザハトラーを使うと撮った絵が変わる」と言われるように、写真やビデオなどの映像に携わる一線級のプロ達の全てと言っても過言ではないその殆どがザハトラーの機材を使う。それを見るだけでもザハトラーへの信頼性が窺い知れる。カメラ以下の足回りをザハトラーにしてから、心なしか撮れる絵が変わった様な気さえする。ついに洗脳されてしまったか・・・笑笑。

 オジロワシ幼鳥残り画像・・・。

 

 以前にも語った事があるが、自分は機材もさる事ながら野鳥撮影を成功させてくれる条件を以下の様にいつも考えている。

 沢山居るカモ類も真剣に綺麗に撮ってみたくなることもある・・・。

 

 1・撮影に於いて一番重要な事は被写体との距離。そしてそうした状況に遭遇出来る 

  運や環境が最も重要だと思う。勿論撮る時の太陽の位置も・・・。

 2・大気の状況が良好である事。多くはこれに尽きる。たかが50mの近距離でも大

  気の状態が悪いと、ピントの甘い画像しか撮れない事がある。

 3・スピードと解像を考えた場合1.4倍テレコン使用は十分にOK。2倍テレコンはA

  Fがやや遅くはなるが、状況により使用可と自分は判断する。倍率が大きくなれば

  それだけ撮影は難しくなるが、大気の状況とブレさせない足回りと撮影方法で克服

  出来るハズだ。大気次第では近距離で撮れたものでも、テレコンを挟もうが挟むま

  いが良い絵は撮れない事もある。矢張り多くは大気の状況とブレが大きく関わる。

 4・瞬間を切り取れる性能のカメラを使う。

 5・カメラの性能を極限まで引き出せるレンズを使う。

 6・その機材を支える足回り(三脚&雲台)を使う。

 

 7・ここで述べる事は上とは別の事だが、それは撮影後の編集や加工。撮った写真を

  如何様にも手を加え、見栄えの良い写真に作り変え綺麗に仕上げるソフトの使用。

  しかしソフトの使用の否定はしない。何故ならば使用しなければノイズも消せない

  し、ノイズが出易い高画素カメラを使っていると、使わなくてはならないレベル

  写真しか撮れないのが現実だからだ。ノイズ消しや明るさやシャープネスにコント

  ラスト位の編集レベルなら良いのだが、加工となると撮った写真ではなく作り上げ

  た写真となってしまうのでどうなのかなぁ~分は思うのだが・・・中にはピン

  トの合っていない画像をソフトでピントを合わてしまったり、光が目に当たって

  いない画像を、目にアイキャッチの光を入れてしまう事も出来る。その他不要の物

  は消去してしまう等々、便利ソフトで加工している画像も多々見受ける。ま、楽し

  みでそれはそれで良いのかも知れないのだが・・・そんな訳で自分が願うのはノイ

  ズレスカメラと背景ピンに抜けないAF性能&複雑背景でも瞬時にロックオンするA

  Fの登場、これに尽きる。そして、何はとれこうした持論を追求しつつ上を目

  指そう。

 

 コガモ・・・。

 至近のコウノトリ・・・。

 ミサゴもたまに飛ぶ・・・。

 

 以上、自分が今まで野鳥を撮って来て上記の件がクリア出来た時こそ、自分でも満足出来る撮影が出来るのではないかと思っている。そんな訳で見栄や自慢で高価な機材を使っているのではない。まだまだ未熟な腕だが自分が満足出来る写真が撮れるよう、そんな機材を使いモチベーションを高め導入し撮影をしている訳だ。「趣味だから本気」でだ。弘法筆を選ばずの言葉は現在では当てはまらない・・・自分の様に下手な者が機材に助けられて、たまに満足な画像が撮れるのも、これだけ機材の進化が目覚ましければ当然の事だ。と思う今日この頃でした。

 

                 祖新 六四

               (そにぃ むつし)