イヌワシの波状飛行。

 こんな残り画像もありました・・・。

 

 イヌワシの波状飛行・・・ディスプレイフライトなどとも言われるが、これは求愛行動やよそ者の縄張りへの侵入排除に伴う縄張り誇示などの警告等、何らかの目的を持つ意思伝達の飛翔行為だ。波状飛行には幾つかの飛翔形態があるが、その中に画像にある上昇と下降を繰り返す波状飛行がある。

 

 ソニーα1+FE600mmGM+1.4テレコン&クロップ撮影。

 翼をたたみ急降下すると、今度は羽根を開き気味に急上昇を始める・・・。

 

 急上昇をするために翼を徐々に折りたたむ・・・。

 

 やがて勢いの頂点を迎える・・・。

 

 そして一旦水平になると、今度は一気に急降下を始める・・・。

 

 これを何度か繰り返し何らかの意思表示をする・・・。

 

 波状飛行の高低差は100m以上はあるだろうか・・・その速度はどの位だろう?時速100Km?200Km?、最もイヌワシの飛翔速度は、平常時風を受けてゆっくり飛ぶ時は50Km、目的があって飛び出した時などは、飛び出し直後数秒で100Kmに達し、獲物を見付けて羽根をたたみ急降下する時は200Km以上に達する。早い時には240Kmにもなると聞く。世界的には実測時速340Km?だったかの記録もあると聞く。最高飛翔高度は富士山よりも高く飛ぶとも言われている・・・。

 

 成鳥の谷間飛翔・・・こうしたイヌワシの背打ちが行く度に撮れるのはここ伊吹山だけだろう。

 

 空抜けでも真っ青な空ならいいのにねぇ~・・・。

 

 撮影上部ポイント(滋賀県側)より下部1Km程下のポイントを見る・・・。ガードレール沿いの看板に岐阜県の看板が見える。伊吹山ドライブウエィは滋賀県岐阜県を跨いで走る。我が家のある埼玉県からコンスタントに走り6時間程掛かる。

 

 地元の利根川河川敷ではミサゴ狙いの人達も多くなって来ただろう。天気が良くなったら偵察に行ってみよう。そして、遠征疲れを取ったら次回遠征を天気予報と合わせて毎日チェックだ。本日はこれまで。

 

              

                  祖新 六四

                (そにぃ むつし)