イヌワシ遠征第2弾は残り画像で。

 伊吹山イヌワシ遠征後2度目の記事アップで、今月の画像利用量が早くも17%とはビックリ。先月から撮り溜めた画像を次々とアップしたら、また今月も画像利用量オーバーとなってしまいそう。次回からは画像を厳選し投稿しよう・・・、と言っても連写の見せ場もあるしなぁ~・・・ま、何とかなるだろう。

 

 本日はイヌワシ遠征の残り画像のアップです。変わり映えのしない画像ばかりですが暇潰しにご覧下さい。

 

 α1+FE600㎜GM+1.4テレコン+クロップモードの1260㎜+トリミング有り。

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 イヌワシ、色付く山を背景に谷間を飛ぶ・・・

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 イヌワシの飛翔速度は、気流に乗り風を受けてゆっくり飛ぶ時は時速60キロ程からの飛翔となり、枝などからの飛び出し後は数秒で時速100キロに及ぶと言われます。

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 少し早めの飛翔で時速120キロ程、高速道路の車速並みとなります。

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 ヨッ!!カメラ目線・・・と言っても人間は勝手だ。こうした時にもイヌワシに警戒心を抱かせている訳だ。何を撮るにもそうだが少なからず人間は生き物達にストレスを与えてしまっている。そんな中で撮らせて貰っている訳だから、営巣地に足を踏み入れ誰にも撮れないような一枚を撮ろうと近付く行為はあってはならない。卵を産み、また折角雛が孵ったのに巣を放棄させてしまった事実もあるように、人間の勝手にもブレーキを掛けないと絶滅にも結び付く生き物もいると言う事を、我々人間は忘れてはならない。

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 獲物を見付け滑空し急降下する時には、時速200キロを超え240キロにも達する。確かに遠くを飛翔しているイヌワシが急に急降下を始めると、遠目から見ていても物凄い加速をする。遠いとは言えファインダーに収めるのも難しい速度だ。

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 更にイヌワシの最高飛翔速度は時速320キロと言われている。

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 イヌワシの飛翔高度は最高上空4500m。富士山の800m以上上を飛べる飛翔能力を持つ。自らのテリトリーを中心に60kmから100km程圏内が行動範囲と言うのも理解出来る。

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 正にイヌワシは天狗様だった?・・・

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 ここからは残念画像6連発・・・何故か?

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 手前の崖の斜面の獲物を見付けながら飛んでいるので、アイキャッチが出来ていない・・・

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 こちらも同じく目線は崖下に・・・

 

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 これはもう後ろ姿・・・

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 これも・・・

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 これも・・・

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 美しいバックシャンだが、何せ顔が見えないもんね~・・・残念。

 

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 一羽が止まる枝にもう一羽がやって来た・・・

 

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 トリミングしてあるが、こう見えても距離は400~500m位はあるのではないかな?。この時は大気が澄んでいてくれたのも幸いしたが、ソニー機の解像度に救われた。

 

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 イヌワシは夫婦で協力し合い狩りも行う。一羽が獲物の気を引き付け、一羽が急襲するなどして狩りを行う事も多い。

 

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 上の画像の時とは違う、良く止まる止まり木の枝で羽を休めるイヌワシの番。

 そしてイヌワシ夫婦の愛情は深い・・・その愛はどちらかが命を全うするまで続く。
人間のような浮気心は持ち合わせていない。

 

 イヌワシの魅力に憑りつかれたイヌワシハンターは数多くいる。自分もその一人だが、どうしてそんなに魅力があるのだろう。中々目に出来ない希少な猛禽・・・その姿は中々見られずまた簡単に撮らせてくれないから・・・あの威厳のある精悍な顔立ち・・・大きな獲物を掴み飛翔する姿・・・などなど、口では言い尽くせない魅力がイヌワシにはある。そして、少なくとも人間がイヌワシに最も見習うべきは、伴侶に対する永遠の愛情かも知れない・・・。

 

 

                 祖新 六四

               (そにぃ むつし)