羽根の痛んだオオタカの若が青空に飛んだ&カメラの事、独り言。

 冬の厳しい自然の中、何処かで水鳥を狩ったのだろうか、水に濡れ羽根の痛んだオオタカの若が青空に飛んだ。

 

 ソニーα1+FE600㎜GM+1.4テレコンの840mm撮り&トリミング有り 

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 暇だったのでユーチューブでニコンユーチューバーのマツチャンネルさんの「Z9を使ってみて」の検証動画コメントをしっかりと見させてもらった。全くこの方の言う事は的を得ており、語る全てにおいて見ながら相槌を打っていた。ニコンを使っている方なのだが、決してニコン贔屓のコメントではなく、率直な使用感をレポートしていた。この祖新六四もひょっとしたらこのZ9に乗り換えていたかも知れないので、結果としては安堵した思いがした動画だった。

 

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 矢張り心配していた部分は、このニコンユーチューバーのマツさんも実際に使い指摘し語っていた事と同じだった。「ヨシ!これなら」と購入した方も周りには大勢いる。きっと今頃は画像のノイズを見て何で?と思われている方も多くいるだろう。そうした方々の多くはD5やD6から替えているから尚更だ。自分は今はα1を使っているが、そのダメな部分は矢張りZ9でも同じだったのかと改めて知った思いだ。良いとこ取りのカメラは今の技術では成り立たないと言う事だ。

 

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 そして周りではFマウントレンズの超望遠レンズを使い、アダプターを噛ませZ9を使っているのが現状だが、ZレンズをZ9に使わないと尚更画質面での性能も生かせないとも言っていた。もしZ9に変えていたら・・・堅牢性と憧れのバッテリー一体形は手に入れられても、高画素機故の一番不満な部分は今と同じだったと言うことだ。あぁ~大金を無駄に使わずに済んで良かった~。

 

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  「常用ISO」の基準と言うか、本当にノイズが気にならない値を常用ISO感度とカタログに謳って欲しいものだ。そりゃ数値で大まかな見当は付くのだが・・・。今カタログなどに載っている例として、常用ISO上限が32000だとする。しかし実際にノイズを余り感じなく撮れる画像は、ISO感度3200と10分の1以下位の数値で撮ったものでなくては撮れない。これでは野鳥を曇りの日や木陰、朝夕の光が欲しい時に高速シャッターを切りたい撮り方には厳しいとしか言えない数値だ。それが今のミラーレスカメラのフラッグシップ機のダメな部分だと感じている。

 現像ソフトで最初からノイズ除去ありき、と考えている方には我慢出来るのだろうが、撮ったものをモニターやパソコンで見た瞬間に、何だこのノイズは!?とガッカリしている方も、高画素フラッグシップ機を使っている方には間違いなくおられるでしょう。今回のZ9で同じ思いをされている方もきっと大勢いるでしょうね。

 

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 高感度耐性と高画素の両立が出来たなら、自分の「心底から歓迎する初めて買いとなるカメラ」の誕生となる。この分部の性能を打破して来るのは果たしてどのメーカーが最初か・・・。低画素機に高画素機、そこには一長一短がある。帯に短し襷に長し・・・結局どこのメーカーも出る時には話題となるが、どれも皆どんぐりの背比べとなる。勿論、C社R3は所詮土俵が違うので比較対象とはならないが・・・。

 

 そんな中ソニーは裏面照射型CMOSセンサーの広ダイナミックレンジ&低ノイズが特徴の新たなセンサーの開発にも成功したと聞く・・・。ミラーレスで2年先陣を切っている「ソニーよ、頑張れ!!」・・・えっ!?「おまえも頑張れよ」だって? ハイ、頑張ります。本日はこれまで。

 

 

                祖新 六四

              (そにぃ むつし)