クマタカの北のお山か、東秩父の鷹の渡りか・・・今日は久し振りに東秩父の鷹の渡りが見られる場所に行って来た。
たまにサシバやツミが飛ぶが数が少ない、その上に大気の状態が最悪。殆んどの画像がボツ画像でアップ出来ないよう代物ばかり。撮る画像の殆どがモヤモヤボワ～ンと靄がかかったような、まるでピントの来ていないような超甘画像ばかりで、解像なんて言葉は口が裂けても言えないような画像ばかり。多分同じフィールドで今日撮られた皆さんは、パソコンの前で「何じゃこりゃ～～！！」と口を揃えて言っている事でしょう。（現場でモニターで確認した段階で、今日の画像はダメだこりゃは十分に分かっていたのだが・・・）矢張り猛禽撮りは距離があるだけに、大気の状況が一番のキモだ。
以下、全て大きくトリミングした画像です。
何方かが見付けてくれた眼下に止まっていたハチクマ・・・木の上だけにこのシーンは大気の影響は余り感じなかった。この画像のみ手持ちのα9+1.4倍テレコン+200-600ｍｍの840㎜撮り。
これは空高く飛んで青空背景で撮れたもの、この位置では大気の状況は多少良かったようだ。
以下の画像は雲背景の空抜け・・・
トビとサシバの絡みの一部・・・これじゃ白黒写真だ。
この他色々と撮ったが、目線からある程度の上下の画像はその殆んどがモヤモヤのボツ画像ばかり。大気がこんな日はどんなカメラやレンズを使ってもダメょ～ダメダメだ。
もう一カ所の渡り観測のポイントではクマタカが飛んだそうだ。こちらに来るかと期待を持ったが残念、その姿は見られなかった。
天候を見てまた行きたいが、ミサゴも始まりそうだし他の猛禽類も待っている。猛禽はこれからが本番だ。居合わせた皆さんお世話になりました、またフィールドでお会いした際には宜しくお願い致します。
祖新 六四
（そにぃ むつし）
