α9Ⅲ検証・・・驚愕した瞬発力、ぶつかるよ~!!

 ネタ切れなので再度・・・

 今年1月に導入したα9Ⅲ。使い始めて早4ヶ月となる。2月の梅の時期に撮ったメジロでα9Ⅲの瞬発力をまざまざと知ったシーンが記憶に残る。ご覧になった方もおられるでしょう、メジロがこちらに向って飛び出したコンマ何秒かの瞬間撮り41枚。その中からこちらに向い飛んで来るメジロ10コマを抜粋し再度アップします。こうした写真が撮りたい方はα9Ⅲを是非どうぞ。そうでない方は買わない方が身の為です・・・それが何故かは当ブログをご覧になっていれば分ります。それでは暇潰しにご覧下さい・・・。

 

 使用機材 カメラ:ソニーα9Ⅲ

      レンズ:ソニーFE200-600mmGズーム

        三脚 :ジッツォ3型マウンテニアGT3532 

        雲台 :N006改 サブ

 

 アップした画像は距離6~7mだったか、メジロにレンズを向けるか向けないかの瞬間にこちらに向い飛び出したメジロを、シャッターチョン押しで41コマ撮った中の10コマ。

  撮影データ・・・焦点距離600mm・F値開放6.3・EV補正無し±0・ISO800・SS2500分の1秒・中央部重点測光・オートホワイトバランス・JPEG撮り・編集はノイズ除去&トリミングを主にその他少々。このようにソニー機は低ISOでもノイズ処理を必要とする事が結構ある。ソニー機の一番「なんだがなぁ~」の部分だ。ソニーには高感度耐性に強いカメラを切に望む・・・。ノイズ処理はソフト前提と言い放つプロもいるが、ふざけた事を言うなお前は!!と言いたい。数十万円もするカメラで撮った画像が、その時点でノイズ満載では気分が良いハズもないだろうが。世のインフルエンサー達の忖度の過ぎる配信が目立ち過ぎだ。そこで自分みたいに安物ソフトでノイズ処理をすれば、画はのっぺり感(特に背景)満載の(一見綺麗さに騙される)画となるのです。強く掛ければディティールは潰れるし見難い画像となってしまう。と言ったそんな感じとなる。

 

 そしてアップした10枚の画像の前後画像は、こちらに向いて来ているが、体勢がやや傾いているシーンもあったので次の10枚を抜粋。

 

  

 ブースト秒間120コマの1枚1枚の全てのコマに、オートフォーカスを取りに行っている演算能力の高さは流石だ・・・。

 

 本来動き物、特にこちらに向って来るシーンの撮影は一番難しいシーンだが、見事にあれだけの高速飛翔の瞬間を撮り切っている・・・。

 

 ・・・とまぁ、褒めちぎってはいるが、高感度耐性が一番のネック。といつも感じているカメラだ。とにかくISO感度が上げられないカメラである事には間違いはない。一点だがこの一点が唯一の大きな不満点だ。グローバルシャッターの恩恵による性能の向上、それとの引き換えにした高感度耐性の悪化・・・ここに尽きるα9Ⅲの評価の別れ目。これで買い控えた方もいるでしょう。ただ発売前のネット上に捏造され配信されたノイズ塗れの画像程ではないが、α9Ⅲのノイジーさは否めないのは事実。祖新六四も本来は買い控え組の一人だったのだが、プリキャプチャー・ブースト120コマ・AIAF、この3点だけで購入に至っただけの事。そんなカメラだと言う事です。物凄い面もあるが、何でもない普通の低画素機の面も併せ持つ癖のあるカメラ。何度も言うが必要の無い人は全く必要としないカメラだ。今でも良く分からない・・・買って良かったのか、買う程のモノではなかったのかは今以って?なカメラだ・・・。

 さて、お山にも行きたいところだが、今日は歯医者さんの日。明日の天気はどうか・・・そうそう、明日は2冊のフォトブックが完成する日だ。これも取りに行かなければ・・・と言う事で本日はこれまで。

 

                  祖新六四

                (そにぃ むつし)