α9Ⅲの試写、先ずはブースト120コマとプリキャプチャー。

 今日も風があり撮りに行くよりも家であれこれ設定の復習をして、先ず試してみたかったブースト120コマとプリキャプチャーを試してみた。ブーストは新たに出来たC5ボタンよりも使い易いボタン2カ所とレンズボタンにアサインした。勿論プリキャプチャーもワンボタンで切り替え登録した。

 試し撮りは近くの電線に止まったヒヨドリの飛び出し。画像は28枚のアップに止めたが、この28枚の前後画像も勿論撮れていた。アップ画像は0.25秒弱シャッターを押した間に撮れたシーンと解釈して頂きたい。

 

 使用機材 カメラ:ソニーα9Ⅲ

      レンズ:ソニーFE600mm F4 GM+1.4テレコン

      三脚 :ザハトラーflowtech75

      雲台 :ザハトラーaktiv8

      照準器:SONIDORI

 

 撮影データ:カメラ ソニーα9Ⅲ トリミングも補正も無しの撮ったままの無編集 

           の撮って出しJPEG画像。焦点距離 840mm・F5.6開放 

           ISO800・シャッタースピード5000分の1秒・露出補正±0

           測光モード 中央重点・AWB(補正設定あり)。

 

 止まり中は同じ姿勢・・・。だが、シャッターを押したのは最後の方の飛び出してから。プリキャプチャーとはシャッターを押す前のシーンもカメラが記録し撮っているのです。だから飛び出しのシーンの撮り逃しは無いと言っても過言ではない。この位の物はα1のメジャーファームアップで載せて欲しいものだが、ソニーはケチ臭いからなぁ・・・その点ニコンはそこの所はユーザーの欲しているところを分かっている。

 最もファームアップで改良を加えるのは無償なので、言わばメーカーの実費で性能をアップしてくれていると言うもの。ソニーよ、その辺りを肝に銘じなさい。

 この辺りから飛び出す様な感じに・・・。


 1回の飛び出しを狙っても撮り損ね無しでハイスピードな飛び出しが、飛び出し前から全て撮れるのは使える。そしてブーストだが120コマの威力は水に飛び込んだりする野鳥撮りには撮れ高を上げてくれることだろう。まだまだ検証しなくてはならない事もあるので、設定を煮詰めたり色々と撮りながら慣れて行こう。

 明日は風も収まるようだ。数日振りにフィールドに行ってみようか・・・本日はこれまで。

                  祖新 六四

                (そにぃ むつし)