テレビでも取り沙汰されている撮り鉄のニュース。鳥・動物・花・風景・鉄道・飛行機・自然等々、写真を趣味とする全てのジャンルに関係するマナー＆モラルの大きな問題でもある。撮り鉄の犯した運行に影響を与える行為は重大な事故にも繋がりかねない。
何故そうしてまで撮るのか・・・今やインターネット上でプロでなくても画像が売れる世の中、少なからずそうした事も影響している。仲間にも誇れる自慢の一枚が撮りたいが為もあるだろう。それは自分の趣味の一つでもある野鳥撮りにも言える。私有地への勝手な侵入、車の駐車マナー、ゴミの放置、良い瞬間が撮りたいが為の餌付けや餌となる物の投げ込み。
一例としてカワセミ撮りだ。止まり木を立て小魚入りのタライを水面下に沈めてセッティング。カワセミがやって来て止まり木に止まる。そして小魚入りのタライ目掛けてダイブ。そしてまた小魚を獲ったカワセミが水面から飛び出し止まり木に戻る・・・知らない人が見れば「うわぁ～凄い」の瞬間だが、実は裏ではがヤラセの自慢の一枚となっている訳だ。止まる場所に飛び込む場所が分かっていれば、当然凄い瞬間は撮れるに決まっている。但しこれが全てではなく自然環境下の中で良い瞬間を撮っている方も大勢います。ヤラセの労力には感服するがやっていることは子供と同じ。それは個人の趣味だからそこまでは良いでしょう。しかしそれを作品として世に出す者もいると言う事もあるのだ。ま、自分一人で楽しむならまだしも、そうしたヤラセ撮りでの一枚を使い、作品として応募や展示などをするのは控えましょう。どのジャンルの撮影に於いても、一部の輩の行為でそのジャンルの愛好家達全体が白い目で見られてしまう事にもなり兼ねないので、自分も含めモラルやマナーには十分配慮し楽しい撮影を心掛けたいものですね。
・・・と言う事でカワセミの話も出たところで、未アップの公園のカワセミ暇潰し画像をご覧下さい・・・。
使用機材 カメラ：ソニーα１
三脚 ：ザハトラーflowtech75
雲台 ：ザハトラーaktiv８
照準器：SONIDORI
これではカワセミ写真ではなく滴写真ですね・・・。
カメラのバッテリーを全てフル充電したのは良いが今日は朝から雨だ。雨の合間を縫って行くのも今日は無理のようだ。
そう言えばマダラチュウヒのその後だが、何やら抜けておらずまだいるようだ。最後に行った時に？？と思ったのが、案の定出る場所が変わったようでもある。撮るならアッチと言う事だが、そろそろトラフズクも気になるので、雨が大丈夫な日に確認に出掛けてみよう。本日はこれまで。
祖新六四
（そにぃ むつし）
