さて、今季最後のイヌワシ遠征にでも・・・。

 父の葬儀と初七日も滞りなく終わったので、今期最終となる初冬のイヌワシを求めて・・・さてと・・・。しかし何故こんなにも遠征先近辺のホテルが混んでいるの??・・・空き無し・・・空き無し・・・と来て、やっと空室有り・・・少々遠方にはなるがなんとか連泊するホテルも取れたので遠征秒読み開始だ。車中泊出来る人は良いが、どうも車の中では良く寝られないので毎回ホテルな訳だが、強者は車で車中泊出来るようにソーラーパネルを積んだり改造したりバッテリー電源を積んだりして、電子レンジや冷蔵庫まで積載したりもしている者もいる。節約も出来てアウトドアも流行ではあるが自分には到底真似は出来ない・・・。

 

 そしてここ数日間は野鳥写真は撮っていないが、もう一つの趣味の姫柿の写真は記録として撮っている。今回は世にも珍しい品種をご紹介。もう当ブログにお越しの方は何度か見ていると思いますが、そうした方はスルーして下さいね。それでは暇潰しにご覧下さい・・・。

 

 ライカCL+LEICA VARIO-ELMAR-TL18-55mm・・・。

 上の画像中央部付近にある色付いた丸いやや大実の実は、春に受粉して出来た通常実。その他の色付いた細長い実は、春に単偽結果(受粉しないで出来た)で出来た種無しの実。そして青い極小の実は、9月に勝手に花が咲き出来た種無しの実。1本の柿の木に3種類の柿の実が生る珍品種「春秋姫」。神様は何を意図してこのような不思議な柿の木をこの世に作り出したのか・・・。鑑賞柿数百品種の中にこのような性質を持つ柿の木はこの「春秋姫」と「四季」しか存在しない。言わば世界に2品種しか無いと言うことだ・・・。

 

 棚場の姫柿達・・・。

 

 我が家にあって最長老の大型樹「長寿鳳」の実・・・。端正な俵実には品がある。この品種は橙色の実で赤くはならない実。

 

 着実に樹格を上げている「紅筆」の実。赤く色付いた細長い筆先のような実に、油滴斑の黒い斑点があたかも筆に滲んだ墨の様だ。紅筆と命名された所以だ・・・。

 

 

 さて、明日の夜西へ向かおう・・・孤独な片道6時間の一人旅だ。本日はこれまで。

 

                 祖新 六四

               (そにぃ むつし)