初夏のコアジサシのダイブ、失敗例など。

 相変わらず今日も天気が悪い。ここ数日の画像整理で出て来た残り画像を少しアップして暇潰しと行きましょう・・・。

 12枚中2枚のコアジサシのダイブシーン画像は、秒間120コマブースト連写撮影でシャッタースピードは共に8000分の1秒撮り。しかし結果は失敗だ。1枚目は5cm程嘴が水面に入り過ぎ、2枚目は2.5cm程嘴が突っ込み過ぎて向きも悪い。両画像共0.0?秒の瞬間を撮り損ねている訳だ。カワセミコアジサシのクチバシが水面に着くか着かないかの瞬間や、ミサゴの足指が水面を捉えるか捉えないかの瞬間は、1秒間に120コマ撮れるカメラでも数回の飛び込みに1回程しか撮れない世界。それでもα9Ⅲはα1よりも単純に4倍は撮れる確率を上げてくれる。仮にα1で20回撮り1回モノに出来るシーンを、α9Ⅲでは5回に1回の確率で撮らせてくれる。だが難しい・・・上手く撮れるには光の当たり具合や向きなど、撮影自体以外の条件も加わるからだ。難しいからこそ自分達は被写体を追い続けるのだ。自画自賛の一枚を求めて・・・自分の追い求める趣味とは自分との戦いだ・・・なんちゃってネ(笑)。

 

 使用機材  カメラ:ソニーα9Ⅲ

       レンズ:ソニーFE600mm F4 GM +1.4倍&クロップ併用

       三脚 :ザハトラーflowtech75

       雲台 :ザハトラーaktiv8

       照準器:SONIDORI PRO

 

 何と言ってもコアジサシの飛翔は青空に限る。そして目も光を受ければヨシだ・・・。

 ホバ中、目が出ていないが初夏らしい色合いだから自分的にはヨシ・・・。

 

 次の2枚がダイブの失敗例・・・

 5cm程嘴が水面に入り過ぎ・・・。

 2.5cm程嘴が突っ込み過ぎだ・・・。

 カワセミコアジサシも成功と言えるのは、下嘴が水面を刺すか刺さないかの瞬間。ミサゴの場合は親指の足爪が水面を捉えるか捉えないかの瞬間、これが自分の中での成功だ。それを撮るには場数と精進しかない・・・。

 

 オマケ・・・。

 水面のキラキラのタマボケが綺麗・・・。

 さて、明日からは天気も回復しそうだから、今度はあっちのお山のクマタカでも狙いに行ってみようか・・・久し振りだがクマタカは姿を見せてくれるかな?このワクワク感も楽しみの一つだ・・・本日はこれまで。

                  祖新 六四

                (そにぃ むつし)