オオタカ幼鳥・・・遊びながら一人立ちの準備中。

 家から車で5分、昨日に引き続き今日もオオタカの幼鳥を観察しに行って来た。朝から幼鳥2羽が青空を背景に生まれた神社の大木から、数百メート離れた大きな木のある地域までを行ったり来たりしていた。通常3羽産まれているはずなのだが、今日は元気に飛び回る2羽の幼鳥しか確認出来なかった。3羽の内一羽は成長がやや遅れると言った事もあるので、1羽は神社の木の何処かに止まっていたのかも知れない。

 そして、昨日の読み通り今日は神社の裏手にカメラをセットしたところ大正解、飛翔するのは殆どが神社裏手と分かった。一瞬ではあるが2度程2羽がじゃれ合いながら地上にも舞い降りた(直ぐに飛んでしまったが・・・)。今朝は現場に着いてカメラをセットし直ぐに鳴き声と共に2羽の幼鳥が青空に舞った。

 

 ソニーα1+FE600㎜GM

 一瞬地上に降りて直ぐに飛び出した時の画像・・・咄嗟に明るさを調整したが露出オーバー気味となり、シャッタースピードは800分の1秒に激減し危なかったが何とか撮れた・・・。空抜けでも最低1250分の1秒は欲しいし、ややスピードのある鳥ならシャッタースピードは2000分の一秒以上は常に欲しいものだ。

 

 幼鳥と言えども顔つきは流石に猛禽で一丁前の面構えだ・・・。兄弟を呼んでいるのか親を呼んでいるのか、結構鳴き声を上げて飛んでいた。

 

 空中でもじゃれ合いながら狩りにも通じる事を練習しているのだろう・・・。

 

 幼鳥もこうして飛翔を難無く熟せるようになると、カラスと闘っても勝てるし時にカラスを食べてしまうことも良くある。

 

 地上にも降りるので、カラスがうまい具合にオオタカ幼鳥にチョッカイを出してくれれば戦いが始まり、地上で取っ組み合いとなりカラスに勝利する・・・。巣立つ前にそんなシーンが見られると良いのだが・・・。

 

 飛翔は2羽連れ立って飛ぶ事が多い・・・。

 

 神社裏手から生まれたであろう木の方に戻る幼鳥・・・。

 

 今日は空の青さに救われた・・・。

 

 

 さて、オオタカ幼鳥が地上にも降りるのが分かったので、今度は200-600mmの手持ちでフットワークが生かせる撮り方が良いかも知れない。巣立つ前にまた行ってみよう。本日はこれまで。



                 祖新 六四

               (そにぃ むつし)