誰一人いないフィールドでまたオオタカ幼鳥撮り。

 今日は土曜日だけれど誰一人と来ないフィールドなので、またオオタカの様子を見に行って来た。このところの2回の観察でオオタカ幼鳥の水飲み場と水浴びをするであろう場所が分かった。それは昨日地上に降りた横で今日も一瞬田んぼの端の水場に舞い降りた。頻繁に観察すればオオタカ幼鳥の水浴びが見られるかも知れない。

 

 

 ソニーα1+FE200-600mmG手持ち 

 背後の森から突然飛び出したのでズームする余裕もなく200mmの焦点距離で連写しトリミング。元から距離が近かったのでこれだけトリミングしても何とかなった・・・。

 

 こうした状況だとゾーン撮りでは信頼が弱い・・・稲穂で前ピンになるか背景にピントが取られることもあるので中央周辺域で捉まえる。

 

 捕まえたら慌てず追えばまず外すことは無い・・・。

 

 ファームアップしたが矢張りトラッキングを使うのは怖い・・・と言うか最初からトラッキングが信用出来ないでいた。ファームアップしても違いが分からないレベルの自分だし、野鳥撮りには特にトラッキング機能は要らないかな?・・・。

 

 この画像のすぐ先が水場だと思う・・・。幼鳥は警戒心が薄いので、距離を詰めてオオタカの若を待つ方が良いだろう・・・。

 

 水場を越えて細い道を越え神社の森に入る幼鳥・・・。

 

 神社の杉の大木の頂上付近に止まるオオタカの幼鳥・・・。

 

 今日は子育てに疲れ羽根の痛んだ成鳥の姿も見られた。民家の裏に餌を運んだのかこの後幼鳥も舞い降りた。この時は森の中、木の上とあちこちで鳴き交わす声が聞こえた・・・成鳥は用心深く止まると直ぐに祖新六四に警戒の目を向ける。

 

 

 以下の画像は昨日の残り画像・・・α1+FE600GM。

 

 空抜けはゾーン撮りが一番信頼出来るし楽ちん・・・何と言ってもファインダーに入れていればまず外すことは無い。だからトンボもツバメも追えて撮れるのだ。

 

 なのに背景次第で全くダメになる・・・これが今のカメラ技術。何を使ってもどんぐりの背比べと言う訳だ。

 


 ここでのオオタカ撮りは手持ちのズームか三脚の単焦点か・・・どちらも捨てがたい。
野鳥撮りの人間は自分一人だけなので、誰一人といないフィールドでいつ出てくれるかと期待と緊張感に包まれての撮影は楽しい。日曜日だけれどまた水浴びシーンに期待して明日も観察しに行ってみようか・・・本日はこれまで。

 

 

 

                祖新 六四

              (そにぃ むつし)