今までは単焦点の超望遠での三脚撮りが一番かと思い込んでいたが、このフィールドでのコアジサシの狩りは至近なので、FE200-600mmGズームの手持ちの方が撮れ高と撮り易さに分があると知った。正直手持ちでこれ程使えるとは思わなかった。α1の性能のお陰もあっての事だが・・・。
画質も自分のレベルでは然程変わらない感じもする。FE200-600mmGズームには高いコストパフォーマンスを感じる。
降下から水面突入、そして水上がりまでの連写画像。勿論、途中のコマを適当に間引いてあります。暇潰しにご覧下さい・・・。
1・2枚目のみライカCL+LEICA VARIO-ELMAR-TL18-56mm
以降ソニーα1+FE200-600mmGズームの手持ち撮影。
今の時期はコアジサシ、秋にはミサゴ撮りのフィールドとなる利根川。
この水門上流側で武蔵用水路に引き込まれた水は支流に流れ田畑を潤し、また東京都民の飲料水などの生活用水となる。
この利根大堰の水門上は道路となっており、埼玉県と群馬県を結ぶ道路になっている。因みに橋の長さは687.2mだ。秋には鮭が遡上してきて、画像を撮っている場所からも鮭の姿が見える。魚道を通り上がった鮭は更に50キロ程遡ると聞くが、この堰で命尽きる鮭の姿も見掛ける。銚子の利根川河口からこの大堰まで確か154キロ位ではなかったかな?。
水のある部分の川幅だけでも400m位ある。対岸寄りを飛ばれたら豆粒だ。
コアジサシを撮る場所は、この場所から20m程上流側。そうでないとここで撮っているとお尻ばかりの絵となってしまう。この辺りに飛び込むと必ずと言って良い程向こうに見える水門方向へ向かい水上がりをするからだ。
たまたまヒットしてくれたナイスな瞬間・・・。
この時は狩りは成功・・・。
つまらない空抜け飛翔からの・・・。
狩の態勢に・・・。
飛んで来たコアジサシは水中に小魚を見付けると、ホバリングせずに飛び込み態勢に入る事もある・・・。
本日は昨日の群馬県や埼玉県北部での急激な豪雨の影響で利根川が濁り、コアジサシは数羽やって来るも近場でのダイブは一度も無し。濁りが解消しないとコアジサシは狙えない。週末は何をしようか・・・吹く風に聞いてみよう。本日はこれまで。
祖新 六四
(そにぃ むつし)