今日は姫柿の剪定と懐かしの自作鉢

 今日は日曜日なので野鳥撮りはお休み。なので本日は写真以外の趣味の一つの姫柿盆栽の手入れを行った。来月末には芽出しを迎える姫柿の鉢の表面の土を綺麗にしたり、軽い整枝剪定を行った。



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 姫柿は老鴉柿のブランド品種(交雑していない純種)。銀色タグは品種タグ。

 

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 根伏せと株分けでゼロから育てている苗木類。10年もすれば立派な一樹となるだろう。銘品種「萬寿」も数鉢育成中。

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 そして・・・随分前に窯場をお借りして姫柿用植木鉢の作陶をした時の画像があったのでご覧下さい。

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 ろくろを使い回しながら土を形成し、足も付け三つ足の植木鉢に。そして1週間程自然乾燥・・・そして不要な盛り上がりをペーパーで整える。

 

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 下塗り後に絵付けを行う・・・姫柿を植え込む世界に一つの植木鉢なので、一枝に生る一個の姫柿を描き込んだ。

 イメージは鉢色は白っぽくして、一枝描き赤い実が一個生る姿を描きたかった。

 

 ひょっとしたら工程の順番が違ったか・・・??。

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 最後に釉薬をかける・・・

 

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 絵付した柿の実がお分かりでしょうか?。その下には釉薬の垂れ込みが・・・。

 そして一昼夜窯で焼き上げる・・・。土から形成して一週間程乾燥、そして焼き上げだったか、完成までには10日間以上は掛かったかな?。

 

 

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 じゃ~ん!!、世界に一つの姫柿を描いた自慢の自作鉢の完成・・・。

 

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 随分前の盆栽誌(近代盆栽)に、先生のコラムの記事中に自作鉢を掲載して頂いたことがあった。先生には最近ご無沙汰をしておりますが、姫柿道を自分なりに楽しんでおります。

 

 庭の無いような我が家では棚場が狭くこれ以上は育てられない。増える一方の姫柿、貰い手がいれば差し上げたい位なのだが・・・。

 

 さて、明日は天気はまずまずだが風が風速6m程・・・コミミズクは厳しいか。クマタカも久し振りに撮ってみたいが寒いしなぁ~。ま、明日朝の吹く風に聞いてみよう。

 

 

                  祖新 六四

                (そにぃ むつし)