暇潰しの独り言&我が家の雫と緑

 数日前は来週より再来週の方が伊吹山の天気は良さそうだったが、何やら状況は逆転し来週の方が良さそうな気配。と言う事で遠征先での宿泊ホテルは今日押さえた。後は雨だけは降らないようにと、イヌワシ様の出が良い事だけを祈るばかり。今季初の遠征はどうなるだろう・・・。

 

 さて、本日はまた独り言・・・慣れと言う感覚に惑わされ本質を見失うのは何でもそう&ソニー機材使いの自分がソニーの末路を思う。画像は我が家の鉢植えの紫陽花やスズランに雫の画像です。

 

 イカCL+105mmマクロ撮り・・・ 

 緑の葉に昨日の雨の雫が煌めいていた・・・。

 

 花を終えたスズランの姿・・・花殻が雫を纏った・・・花の後は種を作る(雫の中の青い実)。

 

 スズランの葉と雫・・・何か入っている・・・。

 


 カーマニアではないが若い頃から車も好きで色々と乗り換えて来たが(信頼性から主に国産、外車は過去2台だけ。)、その中にトヨタジェスタ4000㏄タイプBと言うV8エンジン搭載の車に乗っていた時期もあったのだが、前の車からそれに乗り換えた時には、「何だ、この静寂性は・何だ、この280馬力のフルアクセルのキックダウン時の加速感は」と驚いたものだが、この感動と驚きはやがて慣れのせいか薄れてきて、ごく普通の車としか感じなくなっていた。そう、「慣れ」と言うものに完全に感覚が陥っていた訳だ。それはカメラ機材に関しても言えるのだと、最近は特にそう思うようになって来た。例えば今現在ソニーの機材を使っているが、以前はキャノンを使っていた。キャノン・ソニーを問わずいやその他のメーカーも含め、機種をグレードアップすればその時は「矢張り違うな」「ほう、これは凄い」となるのだが、使い慣れて来ると機種替えした当時の感動は薄れ、不満足な部分が見え隠れし始めてくる。そうした事は何にでも言えるものなのだから、自分の求める部分が明らかに認められた場合のみ導入する、と言った慎重さが必要だと改めて感じている。もうメーカーの謳い文句や人々の評価は鵜吞みにしない。自分の下した評価のみを基準として、安易な妥協はせず又惑わされないようにしたい。・・・それにしてもあのレンズだけは欲しいなぁ~・・・笑笑笑

 

 鉢植えの紫陽花と雫・・・。

 

 大好きな藍色の紫陽花ももう少しで咲き始める・・・。


 
 話変わってもう一つの独り言・・・確かプロだとは思われるある方(カメラや業界に精通した方)がネット上で語っていた事・・・確かに本質を突いていて非常に興味深い話を目にした。自分は数年前機材全てをキャノンからソニーに移行した訳だが、一眼レフ機からミラーレス機に移行し、当時のミラーレス機α9のAFや連写性能には驚愕したのを憶えている。以降ソニーはフラッグシップ機のα1を出した辺りまでは良かったのだが、ここに来て何やらソニーはミラーレスカメラの将来性が無いのではないか?と思うようになって来た。それは一言で言えばソニーが「Eマウント」を採用した大失敗。他社はミラーレス機で手振れ補正6段、7段、8段の世界となっているのに、ソニー機は未だフラッグシップ機でさえ5.5段止まりで喘いでいる。これがソニーのミラーレス一眼Eマウントの末路を意味しているとも言える。

 ソニーのカメラは小型軽量を追求し、カメラ本来の堅牢性なども余り考えないと言った愚かさ満載のカメラ作りの精神で、センサー技術だけでここまで来たカメラだと思っている。キャノン・ニコンと違い真のカメラ作りのプロフェッショナルがいないから、成るべくしてなったミラーレス一眼の末路が見え隠れしてきたと言える。期待する次期α9Ⅲにしてもスペック予想を見ると、α1のAF性能を下位機種(α9Ⅲ)に下ろし搭載すると言った位で、真新しい進化は無いようにも思える。そろそろミラーレスカメラでのソニーの時代は限界を迎えるのではないかと思えてならない。たぶんキャノンがR1と言うフラッグシップミラーレス機を出した後、α1Ⅱが出た辺りでソニーミラーレス機の将来の答えが出るように感じる。吉と出るのか凶と出るのか・・・。これは冒頭に出て来たプロも同様な事を言っているが、Eマウントが致命的となり終わりを迎えるかも知れない。要はEマウント故にミラーレス一眼の将来性が到底期待出来るものではないと言えるのが結論なのだ。他社はミラーレス機対応の目先の違う新レンズも徐々に出して来ている。もう時代は「ミラーレスのソニーを追う」ではなく、完全にソニーを捉えソニーを突き放す勢いを出している。小口径のEマウントが自らのソニーの首を絞めているのを、ソニー陣営は多分知っているだろう。ひょっとするとソニーはもうミラーレスでキャノン・ニコンにやられるのを感じている上に、Eマウント故に将来性が無いことを自らが悟り始め、「カメラから撤退してビデオのみにします」なんて言う商売に鞍替えするかも知れない。金儲けのソニーならカメラユーザーを無視して、パッと躊躇なくその道を選ぶ可能性も無きにしも非ずだ。

 ソニーは高感度耐性に強く高画素機でもノイズに強いと言ったセンサーの開発に成功していると聞く。しかし将来Eマウント故にそれがカメラに搭載されたとしても、手振れ補正は従来のままと他の部分がEマウント故の理由で進化が見られなければ本当に終わるだろう。それはEマウント故の小型化を追い求め過ぎたツケだ。そこに来たらソニーはミラーレスカメラから撤退するのかも知れない。世界で活躍する(オリンピック等)プロカメラマンの答えも、オリンピックで答えが出たような気がする。結局はカメラ作りのプロフェッショナルのいる、キャノン・ニコンが選択肢な訳で、カメラはカメラ作りのプロフェッショナルのいない電気屋さんのカメラは使えないとなるのも必然なのかも知れない。某プロの言うように、ソニーが生き残るにはニコンと組んでレンズはZマウントにするしかないと言うことか(アダプターを介せば今のEマウントレンズ資産も使えるから)。これは冒頭のプロも言っている。何れにしてもソニーのミラーレスカメラはEマウント故に将来性が無い事実が浮き彫りになって来ている。ソニーのミラーレスカメラが、後2・3年でどうなっているのかがこりぁ見物だぞ。「あ~っ!!いっけねぇ~、自分はソニー使いだった~!!」・・・キャノンだろうがニコンだろうがソニーだろうが、結局自分達のレベルでは何を使ったって同じって事・・・と言うことで、じゃんじゃん・・・笑笑笑。

 

 

        今日の独り言でした・・・本日はこれまで。

 

 

                祖新 六四

                 (そにぃ むつし)