野鳥撮りは今日も休日。本日は久し振りに日本刀の手入れ。

 オオタカフィールド通いをしていた37℃や38℃の時の気温よりも、何だか幾分気温の下がった最近の暑さの方が堪える。夏の疲れが出て来たか・・・。そんな訳で特にコレだと言った野鳥のいないこの時期、野鳥撮りの意欲も何だか下降気味。今日も家で姫柿盆栽の軽い手入れや、ヒコバエ切りや雑草取り、それが終わるとカメラ機材やレンズの清掃手入をしたりした。

 そうこうしていると、そう言えば日本刀の手入れもそろそろしないといけないと思い立ちついでに日本刀の手入れも行った。刀を鞘から抜いて正眼に構え、気合と共に正面に刀を振りかざす。正にシャッターを押す瞬間の感覚にも似る瞬間。精神を集中し反射神経を研ぎ澄ませる・・・あの鈍く輝く刀身を抜き鋭く振り切る。それはターゲットを捉え一瞬を切り撮るべくシャッターを押す瞬間と同じ感覚だ。瞬間を手の内に入れる、それは武道にも通じるものがあると自分は思う。自分は一瞬のシャッターチャンスに賭ける反射神経と集中力を養うために日本刀を手にしたと言っても過言ではない。祖新六四の本名の名前には武士の「士」が入っている。坂東武者の血が流れているのかも・・・な~~んちゃって馬鹿な事ばかり妄想している祖新六四でした。

 

使用機材カメラ:ソニーα1及びα9Ⅲ

     レンズ:FE20-70mmF4G

        :FE90mmF2.8マクロ

 大した日本刀ではないが、打刀二振りに脇差し一振り。共に江戸後期の新々刀。上下の刀袋は、昔の和服の帯で手作りされた物。

 それぞれを鞘から抜く・・・。

 鍔や柄尻等の金具類は江戸時代の物を使い拵えは作った・・・。

 波紋は眺めているだけでも美しい・・・。

 薩摩刀には拘りの薩摩鍔(紙縒りを通す穴二つ)を使い拵えを製作してもらった・・・。

 特徴でもある中直刃は派手な波紋ではなく見た目大人しい・・・。

 脇差の鍔・・・獅子と牡丹。

 柄頭にも獅子があしらわれている・・・。

 多分当時のままの拵えだろう。日刀保発行の鑑定書「特別貴重小道具」が認定発行されている・・・。

 脇差しの鞘は見た目も古い。青貝塗りは良い物だろう・・・。

 

 元ソニー勤務の方で今現在はプロとなっているH氏。尊敬している方だがその方がユーチューブでα1Ⅱの価格予想をしていた。な、何と120万円予想だって。ガチョ~ンですね。今日記事に登場した日本刀も全て里子に出さなければ資金調達が・・・。しかしまぁ日本の金融情勢がおかしくなってしまい、カメラの価格も狂って来たとしか言えないですね~。尊敬する氏の予想がどうか外れますようにと祈りたい・・・笑。

 さて、野鳥ネタが無くなると(未アップ画像は多少あったか)こうした何でもネタブログとなってしまう当ブログですが、そのうちにまた野鳥ブログに戻るので気長にお待ち下さい。と言う事で明日は何をしようか、明日朝の吹く風に聞いてみよう・・・本日はこれまで。

                  祖新六四

                 (そにぃ むつし)