7月スタートは赤目のオオタカ&機材話しを少し。

 フィールドは木々の生える場所の上に曇り空。枝に来た赤目を撮るのにシャッタースピードを800分の1秒に落としたままで飛翔も撮影したため、ボツ画像も少なからず出してしまった。オオタカ撮りならば最低1250分の1秒は確保したいところだ。毎度毎度口を酸っぱくして言っている通り、高画素機がお得意なソニー機は当然の如くノイズが乗り易い。機種にもよるが方やC社、こちらのセンサーは元来高画素化が難しいセンサーを使用しているため、逆にノイズに強いカメラがある。だからレンズラインナップを見てもF値の暗い格安単焦点や超望遠ズームなど、特異なレンズ群も販売出来る訳だ。このノイズ面に関しては将来カメラ自身(撮った時点)でノイズを除去する機能のあるセンサーが搭載されれば済む事だが、さていつ頃の話になるのかな?でもそうした夢の様なセンサーは近い将来には必ず出るだろう。現にソニーでは「二層トランジスタ画素積層型センサー」なる次世代型センサーも開発中と聞く。先ずはスマホに搭載されそしてミラーレスカメラへと搭載されるのは確実だろう。そうなれば高画素機でも高感度耐性に強いカメラとなるはずだ。お得意な分野なのだからソニーがやらなきゃ(出来なきゃ)誰がやる。ミラーレスカメラの先駆者ソニーだが、それが出来ないならミラーレス一眼レフカメラから撤退しビデオカメラでも作っていろ。・・・と祖新六四はソニーに言いたい。「ノイズがどうのこうのと言う方がいるが・・・」などと言い放つソニー使いのプロがいるが、ふざけた発言をするなと言いたい。超高額なカメラが撮った時点で幻滅するような絵を叩き出す、それ自体がソニー機の最大の問題点なのだ。それをAI編集ソフトでノイズ処理すれば何の問題もないと言い放つ。最もそう言い放つ某プロはα1もα9Ⅲも(高速機は)持っていないようですが・・・。元々そうした方と撮る物が違うのだから、そんな言葉も出るのかも知れないのかな?・・・。 

 そしてCFエクスプレスtypeAカードのリコール。調べたら320Gの1枚が該当していたので、ソニーに梱包キットを送るよう手配した。自分としては大した問題では無いのだが無償なので一応出す事にした。 

 

 そんなところで・・・閑話休題・・・

 

 それでは今月最初は未アップの赤目オオタカの雄成鳥を暇潰しにご覧下さい。

 

 使用機材 カメラ:ソニーα1

      レンズ:ソニーFE600mm F4 GM&1.4テレコン

           三脚 :ザハトラーflowtech75

        雲台 :ザハトラーaktiv8

        照準器:SONIDORI

 

 存在感ある赤目のオオタカ雄成鳥・・・。

 餌を渡した後に飛び去る赤目・・・。

 枝に居る時にシャッタースピードを800分の1秒で撮っていた為、飛び出しもそのままで撮ってしまった。多分本日画像は800分の1秒と1000分の1秒撮りの画像だったと思う。最低でも1250分の1秒以上では撮りたいものだ・・・。

 オオタカ撮りにしては遅いシャッタースピードだったので、適度な動感は出ているが微ブレも見られますね~いかんいかん・・・。

 幼鳥に与える獲物を掴み森を飛翔する赤目・・・。光量も少なく遅めのシャッタースピードでは、こんな画像が精一杯。でもα1のAFが良く捉えてくれた。


 さて、天候がイマイチな今週は、週中辺りしかオオタカフィールドには行けないか。様子見程度ならいつでも行けるのだが。地元古代蓮の里公園では蓮の花も見頃となって来ているが、天気が良くなれば矢張りオオタカ撮りに行ってしまいそうだ。公園ではカワセミ撮り屋さんが、ハスカワ狙いで来ていると聞く。くれぐれもゴミは散らかして行かないでね~。そして公園に蓮を愛でる方や散歩の方達にくれぐれも悪態はつかないで下さいね~。カワセミ屋さんは礼儀正しく大人しく撮って下さいな。公園に散歩に来た人に「カワセミが逃げるからあっちへ行け」と言い放った輩もいると聞く(この公園ではないが・・・)。そうした悪い評判を耳にしたら祖新六四が摘み出しに向かいますからね~いや本気で・・・と言う事で本日はこれまで。

 

                  祖新六四

                (そにぃ むつし)