昨日のオオタカの若き雌成鳥。

 オオタカ撮りが面白くなり最近はオオタカばかりを追い掛けている。たまには違う猛禽も撮りたいが、つい近場のオオタカフィールドに出掛けてしまう。幼鳥の1番子は羽ばたきながらジャンプし、巣の中だが空中に飛び上がるようになって来た。そして体色も白い産毛の雛から、幼鳥色の茶色が目立つようになって来た。そう遠くない日に枝渡りも見せるようになるだろう。

 使用機材 カメラ:ソニーα9Ⅲ

      レンズ:ソニーFE600mm F4 GM&1.4テレコン

      三脚 :ザハトラーflowtech75

         雲台 :ザハトラーaktiv8

         照準器:SONIDORI PRO

 

 昨日は皆さんと同じ場所ではなく、自分的に予測を立てて別場所に三脚を立てた。案の定雌の成鳥が数度こちらで枝止まりや飛び出しを見せてくれた。飛び出し画像はブースト連写で百数十枚一気に撮ったがそれだけアップしてもしょうがないので、百数十枚間引いてのアップ。それでは暇潰しオオタカ画像をご覧下さい・・・。

 

 エンゼルポーズを見せてくれた・・・。

 

 飛び出すぞ・・・プリキャプチャーでこの画像より以前の数十枚も撮れている。

 足が枝から離れるまでで十分・・・後は飛翔を少しアップ。

 あっと言う間にファインダーに入れられなくなるまで接近・・・。しかしいつも思うがソニーのAFは矢張り良い。向って来る被写体を追う高速連写を外すことなくピントを取りに来る、その精度には頭が下がる・・・。撮れているかな?と見返して見ると、想像以上にきっちり撮り切っいるのだ・・・いつもの辛口ではなくチョイ褒め過ぎだが・・・。

 最後はこの状態・・・。

 

 別の横飛び出しシーン・・・これも前後途中画像を大幅カットにてアップ。

 これからの積層型センサーである程度のスピードが出せるセンサーを積んだカメラは、この120コマ撮影とプリキャプチャー併用出来る機種が基準となって来るだろう。α9Ⅲは1.5秒間120コマ撮影がRAWでも制限なく撮れる唯一のカメラだが、これが5秒撮れたり240コマ撮れたりでは逆に持て余す。程良い時間と枚数をソニーは選んでくれたと思っている。

 毎度のお邪魔虫のカラスが雌にちょっかいを出しに来た・・・カラス君も気を付けないとオオタカさんは怖いで~・・・概に君達の仲間は食べられているしね。

 「あっまた来たゎ~あっち行きなさいよ」と雌の成鳥がカラス目線。

 こうしたシーンのAFの精度も大切だ。オオタカの瞳を外さず、カラスにもピントが行かず・・・とか。

 こうしたシーンでは進化したAFや瞳AFには助けられる。単写モードで敢えて顔にピン取りしなくても、AF-Cモードで瞳のピンをしっかり取ってくれる。顔認識や瞳認識が進化しているお陰だ。こうしたシーも以前のカメラなら背中ピンや尾っぽピンもあったよね。

 

 昨日の幼鳥・・・。

 

 ラスト画像は昨日の奇跡の一枚・・・

 何故奇跡か・・・巣から飛び出した雌親のこの画像はシャッタースピード250分の1秒の飛び出し。普通なら最低でも1000分の1秒は欲しいところだ。撮れる筈もないスピードだったが。たったこの1枚のみピンが来た・・・価値ある奇跡の1枚。

 今回は結構多く画像容量を使ってしまった。今月のファイル利用量が早くも心配になって来た。つい多めにアップしてしまう悪い癖。次回からは画像を減らそう・・・(何だか同じ事をしょっちゅう言っている)笑。

 さて、今日は生憎の天気。野鳥撮りは休日にして画像整理でもして過ごそう。また天気を見て出掛けてみよう・・・本日はこれまで。

 

                  祖新六四

                (そにぃ むつし)