オオタカの成熟した赤目の成鳥、他。

 いつものフィールドでやっと赤目のオオタカの雄成鳥を撮る事が出来た。子育て時期は滅多に姿を見せずに、雌に餌を運ぶのがオオタカの雄親の仕事。たまに巣近辺に来ても、電光石火の如く飛び去ってしまい、中々姿を撮らせてくれないのだが今日は違った。巣に入り込み父親の存在を雛に見せ少しして飛び出して行ったのと、西側を雌に運ぶ餌を掴みながら飛んで来た2シーンを撮る事が出来た。しかし巣からの飛び出しシーンはシャッタースピード320分の1秒。普通なら撮れる筈もないブレブレとなるがカメラに助けられ何とかブレブレも避けられる絵も撮れた。あまりISOを上げたくないので、あまり動きの無い巣の中狙いは結構シャッタースピードを落とす。しかし雌かと思いファインダーを覗くと何と赤目の雄。そして飛び出したのだが、シャッタースピードが320分の1秒と言うのを忘れての連写だった。それでは暇潰し画像をご覧下さい・・・。

 

 使用機材 カメラ:ソニーα9Ⅲ

      レンズ:ソニーFE600mm F4 GM+1.4テレコン

        三脚 :ザハトラーflowtech75

        雲台 :ザハトラーaktiv8

        照準器:SONIDORI PRO

 

 巣の中で雄親の赤目を見たのは今季初・・・中々姿を撮る事が出来ないが漸く撮れた。

 雌を見る目とは違うような目で雛が雄親を見ていた・・・威厳を感じたのかな?。

 そして直ぐに飛び出して行った・・・。

 しかしシャッタースピード320分の1秒で撮れたなんて奇跡・・・にサンキュー!!。結果、翼も程々に良いブレを見せているではおまへんか~笑。

 

 やや離れた枝に止まった雄成鳥の赤目・・・。

 ムクドリらしき獲物を携えて、雌のいる方へと飛んで来た・・・・。

 この時も撮れているとは思わずにいた。突然の登場に照準器で咄嗟にシャッターを切った時のもの。明るさも合っておらず補正したがこれまで・・・。しかし何でもそうだが証拠写真でも撮れている事に価値がある・・・今日は自分なりに成功の日となった。

 これも突然飛翔を照準器で追いチチッとシャッターを切って2枚入った1枚・・・。

これも普通では取り逃がす絵だ。

 

 雌親の給餌・・・3羽の雛は元気一杯。巣立ちまで見守って行こう。

 相当な大トリミングです。カメラは低画素2400万画素のα9Ⅲ・・・にしては上出来だ。

 

 薮蚊は多く蚊取り線香は欠かせないフィールドだが、こうして緑の葉の茂る木陰もあり助かる・・・。



 さて、明日は流石に野鳥撮りは休もうか・・・たまには休養も必要だ。と言う事で本日はこれまで。

 

                  祖新六四

                (そにぃ むつし)