オオタカ・・・若い母親。

 昨日も地元のオオタカ撮りへ。撮影枚数9000枚近く・・・画像整理が大変だ。未だに全部終わっていない。そして一昨日はα1を使い、昨日はα9Ⅲを使った訳だが違いの体感が明らかに分かった。AFもAIを搭載したからか正確性も9Ⅲの方が一枚上手、そして掴みのバイト力も、さらに捕まえた以降のAFの追従の精度、これも後発故かα9Ⅲの方が明らかに上の力を持っていると改めて感じた。今ではあの高性能のα1が、30コマ切れるごく普通の高画素機だけのカメラと思うようになってしまった。そう思わせる程にα9Ⅲは特別なカメラだと感じる。但し・・・ね、いつも言っている高感度耐性。これだけがネックでおまんねん。何とかしてくれへんやろかソニーはん。(わてはこう言うてまんがバリバリの関東人でっせ~)大笑い。

 

 ・・・馬鹿っ話しはこれ位にして・・・。

 

 森では3羽の雛もすくすくと元気に育っている。親の餌運びも忙しい。若くして母となった雌の成鳥は、雛のいる巣が見張れる場所に止まり、たまに雄親が運ぶ餌を受取ると雛の元へと届けていた。取り敢えず本日は若い雌の成鳥をメインにアップしますので、暇潰しにご覧下さい・・・。

 

 使用機材 カメラ:ソニーα9Ⅲ

      レンズ:ソニーFE600mm F4 GM&1.4テレコン

      三脚 :ザハトラーflowtech75

         雲台 :ザハトラーaktiv8

         照準器:SONIDORI PRO

 

 巣から50m程の場所の枝に止まる成鳥の雌・・・。

 若くして母親となった成鳥の雌。昨年は茶色味の幼鳥色が濃かったが、背中側は灰色よりも幾分茶色味を帯びているかのように感じるが、ご覧の様に成鳥の色模様に変わった・・・。昨年がこの雌の最初の繁殖だっただろうから、人間で言ったら未成年者の出産だった事になる。雄の成鳥は犯罪を犯した訳だ・・・ってか、・・・笑。

 

 雛に餌を与え巣を離れる雌の成鳥・・・。

 

 あっ!!オオタカの嘴が二つに・・・と思ったら・・・。

 多分カラスの嘴を銜えて巣から出たのだろう・・・。

 

 

 先程はカラスの嘴を銜えていたが、この時巣から出て来た時には明らかにカラスの足が付いた食べ残しを掴んで巣を出て来た・・・。

 カラスの足に間違いないでしょう・・・大物の獲物だったので、雛の嗉嚢(ソノウ・・・消化器官の一部)がソフトボールのように膨らんでいた・・・。

 

 さて、今日はゆっくり日となりそうかな?・・・と言う事で、本日はこれまで。

 

                  祖新六四

                (そにぃ むつし)