照準器をオリンパスからSONIDORI(ソニドリ)に替えてみて。

 野鳥撮影の足回りの三脚・雲台共にザハトラーに入れ替え、少し前には照準器も長く使用していたオリンパスEE-1からSONIDORIの照準器に変更した。実使用してみての感想を紹介したいと思います。

 画像はSONIDORIの照準器。これはチューブタイプで、霧などにより水滴がレンズ裏面に付着しないので、ポップアップ式のオリンパスEE-1とは違い曇りなど発生せず非常に良い。そしてドットも赤の点光源が1点のみと至ってシンプルな光源が、野鳥を捉えるのに一番良いと実感している。オリンパスのEE-1はドット光源が大き過ぎる点が減点だ。

 そしてSONIDORIの方にはまだまだ良い所がある。それはホットシューに取り付ける際のガタが無い点だ。オリンパスEE-1はホットシューにネジを強く締めてもぐら付きが出て、帽子を被っている方が不用意に覗き帽子のツバが当たるだけで照準器が狂ってしまう欠点がある。SONIDORI照準器は最初の一度の設定で、2度3度と使っても狂いが生じない。その上ドットの点光源をどの角度から覗いても狂いが無く精度が高いのだ。レンズもクリアだ。まだまだある、それは電池の寿命。オリンパスEE-1は1日8時間使用したとして、3回も使用すれば照度が弱くなり、4・5回位の使用でCR2032電池を新しいものに交換していた。そこでSONIDORIだが、電池は40000時間持つと言う。4万時間?・・・1年間8時間毎日使っても3000時間にも満たない。野鳥撮りが続けられる年数以上まで電池が持つと言う事になる。恐ろしい程の電池寿命だ。事実としてこの照準器に替えてもう8回位は撮影に出掛けているが、点光源の照度は微塵も落ちていない。オリンパス使用時なら電池を2回交換しているだろう。

 そして撮影中に1時間照準器が設置してあるカメラから離れると、電源が自動で切れまたまたカメラに近付くと自動復帰する節電モード。こんな照準器は他には無いだろう。たまに同じものを使う同士に遭遇し聞くと評判は矢張り上々のようだ。もうコレ以外を使う気には到底なれない程に良い照準器だ。だが唯一ここが・・・それは縦軸・横軸の調整が指ひとつでとはならない点だ。唯一オリンパスEE-1に軍配の上がる点がココとなる。人気のオリンパスニコンの照準器は縦軸・横軸は指で調整出来るが、その他の照準器は殆どが調整の際には器具が必要となるのだが、それを考慮してもSONIDORIはどのメーカーの照準器にも勝ると言える照準器、本当に変えて良かったと思える照準器だ。

 ・・・とまぁ自分自身で使用した感想でした。何でもそうだが自分で使えば全てが分かる。人の話は半分に聞きましょう。皆様から見れば私は「人」・・・使うか使わないかは貴方次第です(何だか都市伝説みたい・・・笑)。

 

 さて、明日はまた沼にリベンジに出掛けようか・・・明後日は宅配便でアレが届くから家にいなくては。本日はこれまで。

 

                  祖新 六四

                (そにぃ むつし)