本日は東京へ・・・マウント替え前&マウント替え後のコアジサシの画像を見て思った事

 メイン機購入後1年を過ぎた頃に「ん?何だこれは?」と言う不具合が出たメイン機。それが出たのが昨年4月か5月頃だっただろうか。一年保証も切れた頃だったので、その症状が出たり出なかったりだったため秋まで騙しだまし使っていたが、流石に「これではダメだと」と思い9月に初めて修理に持ち込んだ。それから数か月はサブ機を使い込んでいたので、使用頻度も数回と少なかったので症状も収まっていたのだが、ついにまた症状が出始めて2度目の修理に持ち込んだ。そして今年初の4月の伊吹山遠征で修理後初めて使ったところ、途端にまた同じ症状が出始めた。いい加減S社のこのカメラにブチ切れた。どこをどう直したのだ?と疑問さえ湧いた。再度販売店と販売店経由でメーカーにとことんクレームを突き付けた。販売したメーカーに修理に出しても直らないとはどうした事か!!??。一修理担当では話にならないから開発陣にまで話を持って行き、徹底的にこれに対して対応しろと厳しく言った。直るまでは一歩も引かず徹底的に訴え続ける決意をしたのだ。

 

 2年程前に購入したカメラだが、今回は販売店なのかメーカーの対応での結論なのかは聞く由もないのだが、こちらの言い分を分かってくれたのか新品と交換してもらえることとなり、本日東京まで取りに行って来た。本来であれば新品交換は考えられない対応なのだが、強い抗議に図らってくれたのだろう。そんな事があったので、今使っているメーカーは信頼出来なくなり、今年中にはマウント替えを検討だ。骨を折って対応してくれた店員Sさん、その時は貴方を指名し買うつもりだから待っていてくれ・・・。

 

 そんなこんなで、マウウント替えをする前のカメラとレンズで撮ったコアジサシと、マウント変更後の今のシステムで撮った最近の画像を見ていて思ったことを少し・・・。

 カメラやレンズは進化しているのだろうが、大して変わらないものなんだよなぁ~、と。一眼レフのフラッグシップ機とマウント替え後の当時の最上位ミラーレス機、前の画像が良かったり後の画像が良かったりと、目を見張る違いは画像を見ては分からない。好みの問題程度なのだ。モデルチェンジ毎に上手くメーカーに乗せられて、大枚はたいて自己満足するのがオチってところなのだろう。ま、趣味だからそれで良いと言えば良いのだが・・・。

 

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 コアジサシのダイブ・・・鳥も潜るとはスゴイ。

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 プハッ!!・・・魚は獲れず・・・

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 まだまだ一眼レフも強いと思えるし・・・

 

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 ミラーレスも撮り易いとも思えるし・・・

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 今のところは何を使っても余り変わらないなぁ~、が正直なところだ。車と一緒でモデルチェンジする度に高価になり、お金を使わせられるのは結局我々ユーザーだ。まず価格の間違いを起こしたのはS社だ。ミラーレスフラッグシップ機をあの値段で世に出せば、次に続くメーカーもそれに合わせて来るだろう。プロ機はそのうちに一般人には手が出なくなり、お金持ちだけのステータスになってしまうかもね。そんな訳でそろそろ使い倒すカメラとレンズで最後に・・・と行きたいところだが、結局所有欲に負けてまた上が欲しくなってしまうのは分かっているし、そうなるのを同じ趣味の人達は自分では分かっているのだ。レンズ沼にカメラ沼と皆が病気となり嵌ってしまう沼が待っている。プロは写真で生計を立てるので、信頼のおけるそれなりのカメラやレンズを使わなければ、クライアントを満足させる写真も撮れずにそっぽを向かれてしまい終わりで仕事も失いかねない。だから失敗の許されない信頼性のあるプロ機と言う物を使う訳だ。今ではそのプロが使う機種を、素人の好き者達もこぞって買う。周りでも大金使って買ったシステムで、これはスゲェのが撮れたと言った話も特に聞かない。何故か・・・野鳥などは如何に近距離で珍しいシーンや野鳥に遭遇するか等、これはと言うシーンに出会えるかの方が遥かに重要な訳だ。そして運よくそのシーンに出くわし、それを逃がさず高確率で撮らせてくれるのが信頼性のあるプロ機なのだと思う。高性能なプロ機やハイアマ向けカメラは撮れ高を上げてはくれるだろう。だけど撮れる絵は中級機とも余り大差はないように思われる。腕の代わりにハイスペック機に頼るのも良し、ステータス的所有欲として持つのも良し、それは持つ人の拘りや思いで良い訳だし。

 何だか色々と書いてしまったが、何処のメーカーも一長一短があり、どこの機材を使おうが撮れる絵は大して変わらないものだ。でも、でも・・・「分かっちゃいるけどやめられない」と古~い歌がありましたように、男にはロマンと言うか欲求と言うのか、女性には理解出来ない拘りとか、おかしな習性があるのですね~。どうかご主人様や彼氏に寛大なご理解をお願い申し上げます・・・笑笑笑。

 

 さて、もう土日となってしまうし、来週は天気が思わしくないようだ。どうなる野鳥撮り。本日は他愛もない話これで終わります。

 

 

                  祖新 六四

                (そにぃ むつし)