先日皇鈴山で渡りの観察と撮影をしていたNさんがイヌワシを撮影した。今年自分は皇鈴山には通っておらず残念だった。通っていれば目に出来たかも知れない。埼玉県のそれも山奥でもない低山の山間でイヌワシが飛んだとは驚きでもある。今季新潟県の渡りの地でもイヌワシが飛んだらしい。最もこちらは生息地域に近い事もあり、飛んでも全く不思議ではないので、来年は行ってみようかと思っている。皇鈴山で目撃されたイヌワシは画像を見る限り成鳥だ。生息環境にもよるが番のイヌワシは平均して半径60㎢内外圏の広いテリトリーを持つので、近県のイヌワシが飛んで来ても納得出来るのだが、しかしココでとは驚きだ。多分いつも来ているTさんが日本野鳥の会に報告を入れた事だろう。そんな話を耳にしたら、何だか伊吹山のおイヌ様の事が気になって来た。今月中には行ってみようかなぁ~。

画像は記事とは関係のない、以前伊吹山で撮ったイヌワシ画像です。
イヌワシの名前の由来は諸説(三説)あるが、名前の由来はともかくとして、自分は天狗伝説の主人公がイヌワシだと信じている。明治期にあった現在の広島県三次市での幼児が大きなワシに掴まれ山に連れて行かれ行方不明になった事件が、明治版の読売新聞に記事として実際に載っている。
さて、明日も天気がイマイチではミサゴ撮りは厳しいか・・・せいぜい曇りの日を見付けて行くしかないか・・・本日はこれまで。
祖新六四
(そにぃ むつし)