浅場でのミサゴの狩りの様子&カラスは知恵者の暇潰し画像。

 水位の減った水場ではサギですらそこに立ち足が半部も見えてしまう程。そんな中魚を見付けたミサゴは、勢い付けてザブーンとは水に突っ込めない。ダーウィンポーズまでは一緒なのだが、その後はトビ同様に足だけを延ばし水面に入れ、トビのように水面近くの魚を浚うように捕獲する。ミサゴも自らの身の安全を考慮して狩を行っているのだろう。水底に足が刺さってしまっては怪我をするだろうしね・・・「あいたたたたぁ~」なんてね。笑。

 翻り水面へ・・・。

 ダーウィンポーズまではいつも通りだ・・・。

 おやおやっ!?いつもと違いザブーンとは行かない・・・。

 飛び込まずに足だけを水面に入れて、トビ同様にすくい浚う様に魚を掴み・・・。

 魚を引き上げて行った・・・。

 

 そして・・・近場に現れたカラスを観察していると、護岸寄りの水中に大きな貝を見付けたカラス。多分ドブ貝かカラス貝だろうか。それを引き上げ護岸に運ぶと、今度は空中に一旦舞うと貝を護岸のコンクリートに落とし割り始めた。カラスは知恵者ですね。

 ヒヒヒ・・・これは大物だ・・・。

 ヨッコラショっと・・・。

 さてと、こうしてやる~・・・。

 空中からポイッ・・・。

 カツ~ン!!・・・。

 もう一度だぁ~・・・。

 何度か落とすと貝殻も割れて中身が見える・・・。

 やっとご相伴にありつけた、とさ・・・。このカラス君は遠くでクルミを銜えては数メートル舞い上がり落として、クルミ割りも行っていた。流石にカラスは知恵者ですね。

 空の上では「泣く子はいねぇが~」、「残り物はねぇがぁ~」とトビはおこぼれを探して舞っていた・・・とさ。

 

 以上数日前の暇潰し画像でした。

 さて、明日の天気はどうか・・・お昼頃から強風か・・・まだ居てくれているか、明日の午前中を最後としてオジロワシの幼鳥狙いにでも行ってみようか。それとも沼のオオタカの狩りか、4時起き出来れば超久し振りのクマタカもありか。明日朝の吹く風に聞いてみよう。本日はこれまで。

 

                         祖新 六四

                    (そにぃ むつし)