今日は土曜日なので、コミミズクの出没する場所は大勢の人達で賑わっている事でしょう。コミミズクはもう2時間程前から元気一杯に飛び回っているだろう。先ずは皆さま、トラブルの無いように野鳥撮りを楽しんで下さい。野鳥撮りも車の運転と同じで、週末ドライバーならぬ週末写真家さん達や、初めてこのフィールドに訪れる方も多くいます。特に他のフィールドにお邪魔した際には、周りの人たちに色々と聞いた方が良いでしょう。暗黙のルールとでも言いましょうか、車の止め方、三脚の立てる場所、踏み入ってはならない場所等があるのですから。そして何より自分だけの場所ではなく、全ての皆さん方のフィールドなのですから・・・。特に地元の農業関係者とのトラブルも多く聞きます。ここへ止めれば農家の人の邪魔になる、なんて事は子供でも分かるのですから・・・。
本日はコミミズクの飛翔姿のアップです。暇潰しにご覧下さい・・・。
ソニーα1+FE600㎜GM+1.4テレコンの840㎜撮り&クロップモードの1260㎜撮り。トリミング有り。
この日、隣で撮っていた飛行機撮りがメインらしき若者が、ピントが来ない来ないと悩んでいた。先ず飛行機と野鳥の違いからの設定ミス、そしてカメラへの過信を指摘して、何度もAFボタンを押しピントの取り直しをするようアドバイスをした。この若者、良いチャンスを連写するもピンが来ていない、と首を捻っていたが、見るとそれは背景ピンなだけであり、カメラやレンズのピンズレではない撮り方のミスだと指摘した。今のカメラはどんなに高価なフラッグシップ機であっても、背景にピントが持って行かれてしまうカメラだと認識して使わないと、野鳥撮りの場合は連写して撮ったものが、全て背景にピントが合った失敗写真となってしまうのだ。特に背景との距離が近い場合や、背景がごちゃ付いて輝度の高いものがある場合などは特に要注意だ。便利になった機能が逆に働いてしまう場合があるからだ。
オバQ飛翔・・・って言っても分かるかな?。
以上の画像はコミミズクと背景との距離がある為、背景がごちゃ付かない綺麗なボケ味となっていますが、以下の画像からはコミミズクと背景の距離が近い画像なので、背景が余りボケていないちょっとインパクトの無い画像です。
背景との距離がこれ位を飛ばれるとピント取りが難しい・・・それは背景にピントを取られやすいからだ。何度かAFボタンを連打して、ピントがキタッ!と思ったら連写。
場所によっては緑の目立つ所や菜の花もチラホラと見られるようになって来た。
画像ファイル利用量も89パーセントになってしまった。先日撮ったコミミズク画像は本日で打ち止めにしよう。
さて、明日もゆっくり休んで、来週はまた何処かへ撮りに行ってみよう。本日はこれまで。
祖新 六四
(そにぃ むつし)