先ずは2月発表かと言われているソニーFE400-800mmF6.3-8Gズームについてを考えてみる。
はっきり言って自分の肌感では、ソニー機でこれがストレスなく使えるカメラってあるのか?と言うのが祖新六四の感想だ。いつも使っている単焦点F4レンズに2倍のテレコンを入れて常に使用しているようなレンズ(若しくはそれ以上に暗くなる)となる訳だが、この焦点距離を欲しがるカメラマンは野鳥撮りの人達が多いだろう。しかし野鳥を撮るとなるとF8なんて言うのは結構重荷になると思う。先ずズームともなればほぼテレ側を使用したくなるのが野鳥撮り達の常。そうなるとほぼ開放でもF8使いとなるし、更に絞ればそれ以上のF値が常用使用となる。そうなると晴天の光燦々と輝くシーンでなければ高速シャッターは切れないし、切ろうとしてISO感度を上げればノイジーとなるのがソニー機だから、とても使う気にはなれないとなる訳だ。AFを駆動させるモーターを高速化したり軽量化したりはあるかも知れないが、800mmまでの焦点距離のみが魅力と言うだけの暗く他には全く魅力を感じないレンズとなる(広告塔のような方は褒めたりもするのだろうけれど)。しかしこの手のレンズはプロのような方は先ず使用しないだろう。アマチュア達が好んで使いたがる(値段も考慮しての)レンズだ。ロクでもない二流プロが「今や編集ソフトでノイズは綺麗に消せるから、今時ノイズを気にするのはナンセンス」と言う方もいるが、それこそがナンセンスな話しだと祖新六四は思っている。自分はソニーの200-600mmレンズと言うのも使っているが出番は非常に少ない。それは何故かといったら、一見重宝しそうな超望遠ズームレンズも、手持ちでは持て余してしまうのだ(自分には手持ちでは良いものが撮れない・長時間手持ちも辛い等々で)。自分の撮影スタイルが手持ちは殆ど行わない三脚撮りと言うのも大きな理由だ。一見サブレンズで手持ち用とかにと勝手に良いイメージを持って手に入れても、所詮あまり出番は無く無駄物となるのが自分なりに分かっているからでもある。しかし最大の理由はソニーには野鳥に全く使えない1機種を除いて、高感度耐性に強い機種が一台もラインナップに無いからだ。他メーカーにあるような高い常用ISO感度(カタログ値で上限ISO感度が100000万越え)と言った機種が無いからだ。(但しカタログにある常用ISO感度の上限ISO感度とは、ノイズ塗れのホゲホゲ画像でも何を撮ったかが分かる証拠写真程度の画像が撮れる値を指す)高画素路線が得意なソニーだから故に高感度耐性に弱いのが欠点でもあるように思えるのだが、そんなところで暗いズームレンズって果たしてソニー機で戦力になるのかと言った疑問だけが浮かんで来るのだ。自分はF8やそれ以上のレンズならば、1260mm以上の焦点距離が稼げなければメリットを感じず使う気にはならない。と言う事で予想としては、待ってましたと飛び付いたのは良いが結局使わないで防湿庫か、手放す人が多くなると言うレンズになるのだろうと予想する。こうして書いた事をソニーが覆す様なレンズとして出してくれれば良いのだが。祖新六四としては静観スルーで手は出さないだろう・・・。予想価格は他社の似たようなレンズが約30万。ソニー価格でなら40万前後辺りかな?ならばF4又はF5.6通しで100万越えの400―800GMズーム、コレの方がインパクトあると思うし、どうせならそんなのを出して欲しいなぁ。高感度耐性に弱いカメラでも使える超望遠ズームレンズだ。それもクオリティの高いGMレンズ。安かろう暗かろうではお話になりませんので。ただ良いと思えるのはズーム比2倍と言う事で、画質に関しては良さそうに思える。以上、2月に発表されるであろうレンズのお話でした。信じるか信じないかはアナタ次第です。
さて、話が長くなってしまった。それでは本日撮りのハヤブサ画像を暇潰しにご覧下さい・・・。
使用機材 カメラ:ソニーα1
三脚 :ザハトラーflowtech75
雲台 :ザハトラーaktiv8
照準器:SONIDORI PRO
騒ぐカラスを追い払おうと突然飛び出した・・・。
ずっとカラス目線で飛び出し追い掛けて行った・・・。
この後カラスを追尾し追い掛けて行った・・・。
そして直ぐに戻って来た・・・。
早朝に狩りをやったのか、消化器官の素嚢がやや膨れ気味。飛び出しが撮れたのはカラスのお陰、普通なら消化するまでは中々飛ばないものなのだ・・・。
いつもの止まり場所に上昇するハヤブサ・・・。
今日の公園は蝋梅が新聞に掲載されたせいか、平日にしては数多くの人達が来園していた。自分はマイペースで椅子に座り、まったりとハヤブサの様子を見たりして楽しんでいたのでした。
さて、明日はまた公園通いかな??・・・明日朝の吹く風に聞いてみよう。本日はこれまで。
祖新六四
(そにぃ むつし)