語ります・・・ネット上などで見る巷の画像の殆どは編集(作られた)画像。

 今日も撮影を怠けて他の趣味を行ったりして一日を過ごした。そろそろオオタカ画像も底を尽きつつあるので、オオタカ記事も終了かな?・・・。そこで今日は題材にあるような事を、自ら撮った画像で検証してみようと思いますので暇潰しにご覧下さい・・・。

 

 使用機材 カメラ:ソニーα1

      レンズ:ソニーFE600mmF4GM

      三脚 :ザハトラーflowtech75

         雲台 :ザハトラーaktiv8

         照準器:SONIDORI PRO

 

 撮影データは、シャッタースピード1250分の1秒・F4開放・ISO2500・こんな所で撮りました。何故このデータ3つか?、自分の基準はMモードでこの3つしか重要視しておりません・・・と言う事です。あくまで自分のやり方です。

 1枚目・・・まずこの元画像からですがトリミング以外は何も手を加えていない画像でノイズも余計に目立ちぎみ。その上森の中で光量不足の中の撮影で暗所ノイズが爆乗りしていますが、何とISO感度はこれでも2500です。トリミングに光量不足と言っても、如何にソニー機の高画素機がノイズ耐性に弱いかが分かるでしょう。もっともノイズも目立つ場合と目立たない場合もシチュエーションによって目立ち方は変わりますが、この場合は暗所なのでノイズが非常に目立つシーンだった・・・。

 

 2枚目・・・この画像はソフトでオオタカの顔を基準に水平を取り編集のみをした画像・・・水平が若干変更になったので、オオタカがやや大きくなっています。

3枚目・・・次にこの画像は明るさを持ち上げた(調整した)画像・・・。 

4枚目・・・この画像はソフトでノイズ処理を施した画像・・・。

 

5枚目・・・この画像はソフトで高画素化を施した画像・・・見た目画質がキリッと引き締まった感がある。

 

 6枚目・・・そして最終段階で高画素化した画像の背後のギラツキが気になったので、オブジェクト消去機能を応用し、ギラツキ部分を消去編集した画像・・・背後のギラツキが無くなり落ち着いた感じがする。

 

 画像自体が小さいので違いが余り良く伝わらなかったかも知れませんがどうでしょうか? 最初の元画像はとても見られたものではなく、ブログにアップ出来るような画像ではありませんでしたが、編集後にはこれだけ画像が変わります。何が言いたいかお判りでしょう。今日のカメラは編集が無くては成り立たないカメラだと言う事です。これが50万円はおろかその上の数十万円もするカメラの実力だと言う事です。ま、光があれば多少は何とかなるのだが・・・写真から光量の重要性を改めて感じますね。

 

 おまけ・・・前出の画像は最新の安物編集ソフトでの編集ですが、以下の画像は今現在使っている安物編集ソフトで編集した画像の例です。少し編集しただけでこうも画像は変わります。

   元画像・・・。        

 編集数工程後の画像・・・。

 新しい安物ソフトは高画素化など新たな機能は良く思えるが、ノイズ除去等に関しては今まで使用して来た安物ソフトでも遜色ない感じに思えた。ま、自分はJPEG撮りなので、安物ソフトで十分と感じている。余り手を入れ作り込んで画を完成させても、本来の撮る段階で綺麗に撮ると言った信念が疎かになるような気もするし・・・。

 ネット上で見る素晴らしい画像は、その殆どが編集で手が加えてある画像だと言う事、より高度な編集ソフトを使えば更に上を行く画像が作れてしまうと言う事です。部分的に影となっているところの模様を出してしまうとか、目に光が入ってないので目を輝かせてしまうとか、ありとあらゆる高度な編集が高価なソフトであれば出来てしまうのだ。そしてスマホ画像だが、それはスマホを介せばクッキリ綺麗は当たり前の事。写真を本格的にやらない方は騙されないように、スマホ画像は画像半分で拝見した方が良いでしょう。自分自身のダメ画像でもスマホを介して見ると、あれ~??と綺麗に見えてしまう不思議。スマホ経由の画像の真実はそんなものです。

 今やネット上で見られる素晴らしく見える画像は編集で手を加えられたものが殆どだと断言できるでしょう。この編集に楽しみを見出している方も当然おられるでしょう。どこまでが良くてどこからが悪いのかは個人の判断ですが、作品の出品や応募となると話は変わるでしょうね。

 今日では誰でも使うものを使えば良い画像は作れてしまうのですよ~と言うお話でした。信じるか信じないかはアナタ次第です。

 

 さて、明日は・・・明日朝の吹く風に聞いてみよう・・・本日はこれまで。

      

                                    祖新六四

                        (そにぃ むつし)