昨日は遊水地に渡って来ているコミミズクを撮りに行って来た。
あの円らな瞳が愛らしいコミミズクだが、猛禽類であるために獲物は主に土手に棲む野ネズミ。場所や個体にもよるが本来は夕方暗くなり始める頃飛び回るのだが、場合によっては朝方やまだ明るい日中からも飛び回る。
風は大敵で強い風が吹くと姿を見せてくれない。羽根そのものも強そうな羽根ではない上に、大きな理由は獲物の野ネズミを狩る際に、風音が妨害しコミミズクが野ネズミをロックオンするのが難しくなってしまうのだ。幸い昨日は風も然程吹かずコミミズク日和。陽の高い3時頃からもう飛び回っていた。本日はその一部のアップです。野ネズミも狩りましたが、その画像は次回にアップ致しましょう。それでは暇潰しに愛らしいコミミズクをご覧下さい。
ソニーα1+FE600㎜+1.4テレコン+クロップモードの1260㎜撮り&トリミング有り。
近くを飛んでくれたが土手の反対側で、光が顔に当たってくれなかった・・・。
これは順光で撮れた・・・。
土手はあちこち修復中で、ご覧のような工事用パイロンも立っていた。コミミズクは棒でも何でも突き出した物には、人工物であろうが何であろうが良く止まる姿が見られる。
コミミズクは来春、菜の花が咲く頃まで滞在し帰るので、これからあちこちの河川敷やこのような場所で楽しませてくれそうだ。でもドッグフードや鶏肉など撒餌さで呼び寄せ撮影する、なんて事はしないで下さいね~。いるんですよそんな輩が・・・其処彼処に・・・。
さて、次回は土手際の飛翔や野ネズミを銜えた姿などをアップ致しましょう。本日はこれまで。
祖新 六四
(そにぃ むつし)