クマタカポイント周辺は曇りから所により雷雨。と言うことでクマタカ撮りはあきらめて、朝のうちの晴れている間に近くの公園に行ってみた。たまにカワセミの姿は見掛けるのだが、腰を据えて本格的に撮れる程出てはくれず、数年前のポイントで待つも姿は見られず、池を舞うトンボをちょこっと撮って帰って来た。
α７RⅣ＆1.4tテレコン＆クロップの1260ｍｍ撮り＆トリミング
繋がったまま飛ぶトンボ・・・
青空の中を白鷺が飛んで行った・・・
先日、メイン機のα９が病院から退院して来た。春先から気になっていたのだが撮る事には不具合が無かったため、イヌワシ遠征時にも持って行ったりしたのだが、センサークリーニングもしようと思い、折角だからソニーに出して気になっていた部分を修理してもらった。
その症状と言うのは、撮った画像を確認する際に再生の△ボタンが上手く反応せず、撮った画像が一発で出なかったり、出た時にはその前の画像も見ようと、ダイヤルに指を持っていこうとすると、画面が元に戻って再生した画像が元のモニター画面に戻ってしまったり、極めつけは苛ついて画像再生ボタンを何回も押すと、勝手にトラッキングフォーカスを始めたりと、明らかに変な挙動を起こすようになっていた。
しかし買って1年少々でコレはないだろうソニーさん。ましてやソニーの最高機種だょ。まぁ家電モノ（機械モノ）だからいつ壊れても不思議はないのだが、高価なカメラがこれではね～。こうしたところがキャノン１D系やニコン一桁機とは違うのかも知れないのか・・・。そして修理後の詳細を見ると、レリーズスイッチ（操作スイッチブロック）の交換とあった。不具合は画像再生スイッチだったのだが？？。操作スイッチブロックとあったので、連動する部分のアッセンブリー交換と言う事なのかも知れない。がっかりポンは信頼していたので長期保証には入っておらず、1年を僅かに超えての不具合発生だったので、センサークリーニング共で２６０００円の出費。ふざけんなぁ～！これはクレームだぁ～、と雄叫びを上げたい祖新六四でありました。笑
そして今後のソニーに望む事・・・本気でプロを取り込むカメラ（レンズも）を作ることに力を入れるなら、ミラーレスでのトップメーカーである誇りを持って挑んで頂きたい。トップ機であるα9Ⅱ機もまだまだな部分もある。７系機もまだまだだ。トップ機９系ではスポーツ＆報道のプロ達にも使って貰いたいなら、万人受けの小型化ではなくトップ機であればオプションのバッテリーグリップなど使わず、一体型として防塵防滴と強度をもっと過酷な状況下でも使えるような（プロユースの信頼性）ものにして頂きたい。アマチュアでもトップアマやプロが使うカメラ、一般の方が使うものと一線を画すものとしても良いように思う。そして高感度耐性だが、せめてニコン一桁並みになって欲しいものだ。９系はまだ良いが、７RⅣなどはISO３２００ですら怖くてしょうがないレベル。どこのメーカーも常用ISO感度〇〇〇〇〇と謳っているが、写真として見られる範疇を常用と言って欲しいものだ。ISO何万？？使えるハズがない・・・。連写ももう20枚秒あれば十分。それよりもα９やα７でもメディアをタフ仕様の高速な物を使っても、ちょっと連写を多用すると、肝心な所で連写モードが単発打ちのようになってしまうし、ここら辺りも何とかして頂きたいものだ。そして、ソニーのAFは凄いと言われるが、それは一発目のAFを掴んでからの話だ。掴んでからは強いのは実感している。でもまだ明るさがあっても輝度の低い場合は、α９でも一発目のAFが掴みずらいのだ。それはまだ明るく陽が西へ傾く頃、谷間をイヌワシが飛翔。こんなシーンでイヌワシのピントが中々取れない。これがトップ機では泣いて呆れる。2倍テレコン入りだったけれど、あの時の明るさで捉えるに苦労するのではまだまだ本物では無いと判断している。と言う訳であくまで自分の思っている事なのだが、トップ機にはトップ機の外観と機能と強度を、そして常に写真として使えるISO感度の数値を上げ、低輝度でのAFの掴みの強化、メディアの記録詰まりの強化、メディア記録中は何も出来ないなどは以ての外。その他７系にもブラックアウトフリーを、そしてカクカク画像も無いように出来ると良いのだが。それとソニーが最初に野鳥瞳AFを載せると思ったのだが・・・（情報に裏切られた）。技術はもうあるのだろうからα９Ⅲでは必ず載せて欲しいものだ。カメラやメカの事は勉強した訳でもないのであまり良く分からないのだが、実際に使い撮っていて感じた事を書いてみた。ソニーさん、頑張って下さいよ～。また不具合が出たり思った進化をしなければ、また総入れ替えしちゃいますからね。
祖新 六四
（そにぃ むつし）
