撮影機材に伴う小物変更。

 撮影システムに少しばかり変更を加えた・・・。

 変更したのはカメラのアイピースカップ。今まではノーマルからやや大き目のアイカップに替えて使っていたのだが、それを更に大型の物に変更した。野鳥ではないものを撮る場合でもしっかりと目が覆え、縦位置で撮る場合には瞬時に縦にも出来るし使い勝手が良い。

 

 

 大型のアイカップ&新照準器

 

 そしてもう一つはドットサイト(照準器)。言わば野鳥撮りには自分にとっては欠かせない重要な武器の照準器だが、それを現在使用中のオリンパスのEE-1からSONIDORIのドットサイト照準器に変更した。ニコンのドットサイトも候補にあったが、ニコンの場合は照準器のドット型が数種類選べて尚且つドットの色が赤と緑も選べる点は良いかと思ったのだが、色々と検討した結果SONIDORIの照準器に決定となった。光源となるドットの型は1種類で輝度は8段階調となる。現在使用中のオリンパスEE-1はドットの型1種類&輝度はダイヤル暗めから明るめまでとなり、何故SONIDORIの照準器を選んだかと言うと、ドットは1種類の点光源でも十分であり、返ってシンプルでターゲットに合わせ易いし、光源の輝度は8段階だが十分な幅があり全く問題はない。その上に電池の寿命がCR2032ボタン電池で40000時間使用出来て、照準器を使わない場合は自動オフとなり人が近付くとON状態となるのだ。実際にセットして照準器の精度を試してみると、今まで使用のオリンパスEE-1よりも誤差の無い精度で気に入った。今までの照準器はドットを覗く角度によって若干ターゲットのズレ感を感じたが、SONIDORIの照準器にはそれを感じない。そしてなぜこのチューブ型の照準器にしたかと言うと、現在使用中のオリンパスEE-1のようなポップアップ型の照準器は、霧などで水滴がレンズ面の内側に付く欠点があるが、このSONIDORIの照準器のようなチューブ型はその欠点がないと言う利点に尽きる。レンズ表面を拭いてやるだけでクリアな視界となる。流石に野鳥撮影やバードウォッチング機材製品を専門に世に出すメーカーだけあり気に入った。値段は少々お高いが野鳥撮りには心強い武器となるだろうし、大型の野鳥も勿論点光源のドットで狙い撃ちだ。小さな野鳥などにもドットが邪魔にならず狙えるのも良い。下手に大きな光源のドットだとターゲットが見え辛くなるのは当たり前だ。シンプルなSONIDORIドットサイトが良いと判断しての導入となった。

 

 SSONIDORIドットサイト。

 俗にカワセミなどを狙う方には両眼視(ファインダーと目幅の平行位置に照準器をセットし、右目でファインダー、左目で照準器を見て)で撮る方もいるようだが、自分の使用方法は照準器から距離を取り照準器を覗く方法、又は照準器に目を近付けターゲットと周りの状況を一緒に見る両眼視(ファインダーとではなく照準器内のターゲットと周囲とターゲットの全てを見る両眼視)の二刀流が便利だと確信。一刻を争うスピード勝負は目を離して遠くから照準器を覗くのみでターゲットを撮る照準器撮り。またもう一方は照準器内とターゲット及び周囲の状況全てを見る両眼視でターゲットを捕捉したらファインダーに目を移すやり方。これでコンマ一秒を争う捕捉と、余裕を以てターゲットを捕捉出来る両方撮りが行える。SONIDORIの照準器は自分にとって強い味方となるだろう。

 

 ・・・と言うことで、実はあれこれと自己満足の世界で楽しむ趣味の中での仕様変更と言ったネタでした(笑)。本日はこれまで。

 

                祖新 六四

              (そにぃ むつし)