久し振りの野鳥撮りは「ケアシノスリ」

 昨年末からとある河川敷を賑わせているケアシノスリ。野鳥撮り達の熱が少し冷めたかな?と言う思いで、本日1ヵ月遅れとなったが様子見がてら出掛けてみた。多い時には土手上に200人以上の野鳥撮り達が都内近県から押し寄せたと聞く。これからもコミミズクと共にまだまだ人は押し寄せるだろう。今度はコミミズク狙いで行ってみよう。

 

 ソニーα1+FE600㎜GM+1.4テレコン&クロップの1260㎜撮り。至近はクロップ無しの840㎜撮り。&トリミング有り。

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 ケアシノスリユーラシア大陸と北アメリカの寒帯地域で繁殖し、日本には冬鳥として渡って来る。北日本を中心に越冬し、その個体数は少ない。

 

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 特徴はご覧の様に普通のノスリよりもやや白っぽく、一番の特徴として尾羽の先端に黒い帯が入る。

 

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 普通のノスリはあちこちで見掛けられるが、このケアシノスリは見付けても先ずそうは見られないだろう。それだけ珍しい個体なのでカメラマンも押し寄せる程の人気となる。

 

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 自分はケアシノスリを見たのはもう何年も前になる・・・。もしノスリを目撃したら、尾羽の黒帯の有り無しを見れば一目瞭然、ケアシノスリとの判断が付くでしょう。

 

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 今日は土手上は強い風が吹き、ケアシノスリは結構飛んでくれた。ホバリオングをしては眼下に目を遣り、野ネズミを探して飛んでいた。

 

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 土手上から撮っていると正面から向かって来た・・・。

 

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 オマケの一枚はチョウゲンボウ・・・。

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 土手上での撮影なので目線上や目線でのホバリング、そして背打ちと色々と撮れる。
青い麦が生えて来た田んぼの上を飛んだので背景の色が良かった。


 さて、久し振りの野鳥はケアシノスリでした。菜の花が咲くまではコミミズクと共に楽しめそうだ。本日はこれまで。



                 祖新 六四

               (そにぃ むつし)