野鳥を撮りに行こうとカメラのバッテリーの充電もしておいたのだが、出遅れて結局今日も家でぬくぬくと過ごしてしまった。
そしてマクロレンズも届いたので、早速試し撮りをしてみた。ライカ製ではなく国産のサードパーティー製のマクロレンズだ。国産メーカー物でもライカに付くLマウントがあったので導入した。これで春の花も撮りまくれるぞ。その他ついでにライカ擬きのユーチューバーさん絶賛の中華製標準単焦点レンズも明日届くことになっている。こちらはオートフォーカスではなく、マニュアルフォーカスだ。叩き出す絵はライカ風なのでモノクロ撮りが合いそうだ。将来ライカ用にレンズをとなると、マニュアルフォーカスにも慣れなくてはいけない。そして三脚もライカ用に一台狙っている物がある。
先ずは手近な趣味の収集物を撮ってみた。
旅行鞄の上のぷーさんキーホルダー・・・車や家のキーなどが付いている。海外ヴィトンのお得意様限定配布のレア物のようだが、未だに国内ではお目に掛った事がない。
マクロ故に手振れには十分注意しなければならない・・・シャッタースピードが稼げない時やシビアな物を撮る時は三脚が必要だ。野鳥以外用に一つ導入しよう。
光が上手く当たっていない中のコレクションの日本刀の刀身・・・良く見ると刀身の暗い部分にも地鉄の模様が沸いて見える。
こちらは実戦向きな切れ味が良いとされる直刃だが、地鉄の模様が浮かび見える。
近付いて撮るとマクロ故にピントの浅さが良く分かる。レンズがちょっと前後したりすれば狙ったピントから外れてしまう。息を殺してシャッターを切るので、疲れますね~。
一応手持ちで目にピントを合わせたつもり・・・黄瀬戸の玉獅子。作者不詳・・・志の落款のみ。
ちょっと目の辺りに埃が・・・古い物だけに綺麗にしてしまうのも良くないと思いそのままに・・・。
名工、九代大樋長左衛門の寿老人・・・さて、本物か?真贋未定・・・。
何処の焼き物か不明・・・リアルさ満点の猫を抱く眼鏡の老婆。金継ぎ直しの店の方も良い物ですねと言ってくれた。落款らしきものも無し、何処の焼き物なのだろう。博多かそれとも彩色備前の浅い時代の物か・・・中島先生の鑑定を受けてみたい。
髪の毛一本、浮き出た血管、これが焼き物かと見紛うばかり・・・。
左足に金継ぎ直し跡が・・・。
ついでに撮った「花一文字」軸・・・標準ズームで。箱書きは女流書家の方に書いて頂いたもの。
赤穂浪士に吉良上野介の屋敷で催される茶会の日を教えたと言われる人物、四方庵宗徧こと山田宗徧(茶道宗徧流の始祖)。浪士の一人と交流があり、師匠の千宗旦(利休の孫)と度々吉良邸に行っていた。(千宗旦は吉良上野介の茶の湯の師匠だった。)
伊予松山藩十五万石第十二代藩主、松平隠岐守勝義公が勝義を名乗る前の松平定毅の時の書状。宛名の松平修理太夫とは薩摩島津?松平家の叔父?伯父?に宛てた書状だ。解読文からは近況報告のような挨拶状だと分かる。一筆啓上仕り候から始まっている。
昔の人は達筆ですね・・・祐筆ではなく本人筆だとは思うのですが・・・。ま、書状などと言うものは、信長に秀吉、家康に信玄、伊達政宗などなど、そうした歴史上の人物の物をお宝と言うのでございましょう。・・・なので、あっしには関りのねぇ事でござんす(大笑)。
何やらマクロ試し撮りがお宝鑑定団になってしまった。ガラクタばかりだが・・・。何と言ってもお宝部屋が2階の更に上のロフトにあるため、良い光りが入らずイマイチな画像に。それよりも早く梅や春の花が咲かないかなぁ~・・・待ち遠しい。
野鳥ネタが切れると、こうしたネタとなってしまうのが当ブログ。見てくれる人は見てくれるので、細々と続けて参ります(笑)。 本日はこれまで。
祖信六四
(そにぃ むつし)