小江戸川越&喜多院の五百羅漢

 正月以来早起きがちょっと億劫になって、野鳥撮りにも中々行けていない中、今日は久し振りに小江戸と言われる川越に行って来た。川越には何度も行っているのだがここ数年は行っていないか・・・。今日の目的は川越と言っても鰻でもさつま芋でもない、久し振りに五百羅漢に会ってみたくなって出掛けたのだ。

 

 先ずは川越の街並みから・・・

 本日の画像は全てモノクロ撮りです・・・ライカCL+ライカTL18-56+トリミング有り。

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 川越のシンボル、「時の鐘」今でも時を鳴らす・・・。

 

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 着物姿の女性、川越の街にお似合いだ・・・了承を得ています。

 

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 この店の看板を見ると川越に来た感を憶える・・・。

 

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 メインストリートには電柱は無い・・・店蔵の並ぶ景観を損なわない為に電線は地中に埋めてある。

 

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 食べ物屋さんから雑貨品まで沢山の店が並ぶ・・・。

 

 

 そして、目的地の喜多院へ行き、五百羅漢と久し振りの再会・・・。

 天明二年から五十年間に渡り建立されたもので、十大弟子十六羅漢を含め五百三十三尊者の他、大仏、釈迦如来、脇侍の文殊普賢の両菩薩、左右高座の阿弥陀如来地蔵菩薩、合わせて五百三十八体が鎮座している。羅漢様の中には自分に似ているものがあると言われるのだが・・・何度もここを訪れ見ているのだが、中々自分に似た美男子は見つからない・・・(笑)。

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 喜多院境内にある五百羅漢の佇むこの一画は静かで良い。羅漢様と語らい心が落ち着く好きな場所だ。

 

 

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 右:「おまえさん、何かやらかしてしまったのかい?」 左:「いやぁ~、参ったなぁ~」とでも言っているような・・・。

 

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 右:「あのよぉ~、ありぁどうなった?」 左「ん?何がじゃい」・・・とでも言っているような・・・。

 

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 下から見上げた・・・。

 

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 太鼓を打つ羅漢・・・

 

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 「ま、まぁ~飲みなされ」・・・一献。

 

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 笑う羅漢・・・

 

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 羅漢様のヒソヒソ話があちこちから聞こえて来る様だ・・・。

 

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 「はて?こりぁどうしたもんかのぉ・・・」

 

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 手前の羅漢も、左手奥の羅漢も微笑んでいる様だ・・・

 

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 やっぱり微笑ましい羅漢様がいい・・・。

 

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 茶目っけ爺さん・・・「あんた、何しに来なさった?」。祖新六四「貴方達と語らいに・・・」

 

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 「こうやって笑って過ごしんしゃい・・・」って言われている様な・・・

 

 

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 唯一この羅漢様だけが何か嘆いているかの様な表情に見えてしまった・・・。


 春を迎えると花々が咲く、矢張りマクロレンズは必要だ。ライカの純正にするか、それともカミソリマクロの異名で名高いコスパの高いサードパーティ製にするか、ライカだとカメラボディと同じ位の値段だしなぁ・・・サードパーティ製マクロならライカマクロの四分の一位で買える・・・実に悩ましい。


 さて、寒さにかまけて野鳥撮りが疎かになっている。好天を狙って野鳥も追い掛けなければ。本日はこれまで。

 

 

                 祖新 六四

               (そにぃ むつし)